73日目 ページ33
Aside
翌日、昼頃までたっぷりとされたお説教はだいぶ堪えた。
私的には山崎の泣きながら文句の数々を言われるのと、姐さんの静かに諭す感じが結構キツかったとだけ伝えておこう。
沖田「説教が終わったところで、さっさと話しやがれ」
『多分皆が考えてるのであってるとおもうけど』
沖田「てめぇの口から詳しく話せって言ってるんでィ」
皆の厳しい目にハイ、と答えるしかできなかったので、腹括って話始めることに。
『まず、屯所に私宛の手紙が来たんです』
土方「・・・やっぱりか」
『はい。内容は、〇日〇時に〇〇港に一人で来い、と。それで、』
沖田「待て。そんな内容でお前が行くわけがねェ。他に何が書いてあった?」
続けようとしたら、沖田に止められた。端折った部分に気づかれてしまったらしい。意図して隠したんだから、気づかないフリをしてくれればいいのに。姐さんや新八君がいる場所で言いたくなかったのに、皆に視線が許さない、というようによりきつくなる。言うしかないらしい。
『・・・〇日〇時に〇〇港に一人で来い。さもなくばこの家の住民の命はないと思え。とい文と姐さんの家の住所が書いてあったんです』
近藤「Aちゃん、まさか・・・俺の婚約者(お妙さん)を守るために・・・グフォッ!!」
お妙「誰がいつ誰の婚約者になったんです?」
展開は読めていたが、綺麗に吹っ飛ばされた近藤さん。見なかったことにして話を続けます。
『・・・それで、とりあえず土方さんの部屋から盗ったライターで燃やしました」
土方「通りで見覚えあると思ったら、アレ俺のかよ!!何勝手に人のモン盗ってんだァ!!!」
悪いとは思ってます。思ってるけど、論点はそこじゃないので無視させてもらう。沖田が隣でやりやすね、とか言ってるのも知らない。
『港にいたのは第七師団所属であろう夜兎が3人。無駄だとは思いつつ抵抗はしたんですけど、やっぱり無駄でした。まあボコボコにされて連れていかれたってところですね』
一人一人は神威よりも弱かったが、戦闘種族3人は流石に無理だった。意識を落とさないように、という事だけを考えて私は大人しく船に連行された。
あ、次から回想入ります。
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ふに - どタイプな作品です! (2021年9月15日 15時) (レス) id: 67a56933bc (このIDを非表示/違反報告)
二酸化酸素(プロフ) - 就活生!頑張ってください!上から目線すんません (2021年7月8日 22時) (レス) id: f6be19e74d (このIDを非表示/違反報告)
真選組しか勝ちません☆ - とってもこの作品大好きです!続きがとっても気になります!失礼ですが、早く、更新頑張ってください!応援してます! (2021年7月7日 18時) (レス) id: c62e9bede7 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - とても続きが気になる作品ですね。応援しています。 (2021年2月15日 16時) (レス) id: 291812b26e (このIDを非表示/違反報告)
シオン - すみませんがリクエストをしてもいいですか? (2021年1月18日 1時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涙輝 | 作成日時:2020年8月5日 17時