66日目 ページ26
沖田side
沖田「・・・死ね土方」
土方「仕方ねェだろ。一ノ瀬の記憶戻すためにもこれが1番だって言ってたじゃねぇか」
近藤「ごめんね、Aちゃん。治りかけなのに無理させちゃって・・・」
『大丈夫ですよ』
俺と町に出て数日が経ち、Aは車椅子なしでも移動ができるほどに回復していた。まあ、まだ入院中ということに変わりはないが。
そんなAを連れて、いなくなった日の行動を再現していこう、という事になったのだ。Aの記憶の刺激になればいいが、こんなに早くやる必要はあるのか。怪我が完治してからじゃダメなのか。俺が言いたいのはそこである。
近藤「まずは朝だな!Aちゃんは万事屋の3人とお妙さんの家から屯所に向かった、と」
神楽「そうアル」
『3人と?私は屯所に住んでたんじゃないんですか?』
Aの疑問は当然だ。だが、事情を知っている面々は俺の方をちら、と見る。うぜェ。
この前出かけた時に喧嘩したという事を聞いたAも察したらしく、とりあえず向かいましょう、と話を戻した。万事屋の3人とAが歩いているのを俺達は後ろからついていく。
『どんな話してたんです?』
銀時「あ?あー、お前の軟弱さについて?」
『なんで疑問形なんですか』
神楽「Aの怪我の治りが遅いって話アル!」
『・・・それ、神楽さんが早いだけでは?』
新八「その日もそう言ってましたよ」
眼鏡の言葉に近藤さんは記憶が戻ってきてるのかも、と喜ぶが、記憶がなくてもAはAだ。考え方が変わったわけではないから、当然だろう。
850人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふに - どタイプな作品です! (2021年9月15日 15時) (レス) id: 67a56933bc (このIDを非表示/違反報告)
二酸化酸素(プロフ) - 就活生!頑張ってください!上から目線すんません (2021年7月8日 22時) (レス) id: f6be19e74d (このIDを非表示/違反報告)
真選組しか勝ちません☆ - とってもこの作品大好きです!続きがとっても気になります!失礼ですが、早く、更新頑張ってください!応援してます! (2021年7月7日 18時) (レス) id: c62e9bede7 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - とても続きが気になる作品ですね。応援しています。 (2021年2月15日 16時) (レス) id: 291812b26e (このIDを非表示/違反報告)
シオン - すみませんがリクエストをしてもいいですか? (2021年1月18日 1時) (レス) id: 5d193de02d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:涙輝 | 作成日時:2020年8月5日 17時