【相澤消太】因縁の姉妹【轟焦凍】 (ページ38)

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31話ページ38

31話(人2)

｢校長！｣

根津｢神崎くん、救急車はもう外に来ているよ。…13号先生も連れてきてくれると嬉しいなぁ、なんて｣

｢ああもう分かってますよ！｣

私は校長のちょっと呑気な言葉にイラッとしつつ、それでいてなにか少し安心したような。

とにかくまた走った。

今度は13号先生を抱えて。

｢今重症なのはこの3人です！よろしくお願いします！｣

私は救急隊員に3人を引き渡して、救急車は雄英から病院へと向かった。

私が外からUSJの中に入るまでのあいだに、戦いは終わり、遅れて安否確認に参加。

安否確認も終わり、学校は安全を考えて一日休校。

相澤｢お早う｣

うぉ、先生復活早ぇ…

そうして案外元気な相澤先生が口にしたのは体育祭のこと。

なんか、この人自分がこんなことなってんのに危機感ないの…？

皆少し危機感を持ちながら、いつも通り楽しく学校生活を終えた。

さぁ帰るか、と言うところに、なんだかんだ頼れてやかましい先生が入ってきた。

マイク｢おーう1-A諸君ー！元気かー！｣

飯田｢マイク先生！メアリさんの状態はどうですか！？意識がなくても1-Aでお見舞いに行きたいのですが！｣

マイク｢お、おう！？ああ、メアリな！アイツまだ目ェ覚ましてないぜ！｣

いいんちょーはガツガツ行くねぇ。でもさぁ、巻き込むのはちょっと…

私が気まずいんですわ。

が、マイク先生はいいんちょーのその仲間思いがアツイと言って、私たちを引き連れメアリさんのお見舞いへと向かった。