【相澤消太】因縁の姉妹【轟焦凍】 (ページ37)

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もう安心、なんて思ったのもつかの間、相澤先生とメアリが倒れ込んでいるのが見えた。

｢轟くん、私行く｣

轟｢待て、俺も行く｣

轟くんと意見が合致し、二人でオールマイトのそばまでやって来た。

オールマイトは交戦して、なにか今まずい状況だった。

緑谷くんが走って行った横を、爆豪くんが抜かして敵を押さえ込み、轟くんが敵の足を氷結。

オールマイトはなんとか敵の手から抜けた。

それでも難航する戦いに圧倒されていると、あまり聞きなれない、柔らかい声。

根津｢ごめんよ皆。遅くなったね。すぐ動ける者をかき集めて来た｣

飯田｢1-Aクラス委員長飯田天哉！！ただいま戻りました！！！｣

いいんちょー…、帰ってきた…！

私は飯田くんが帰ってきて、やっと我に返った。

｢梅雨ちゃん！相澤先生とメアリさん担ぐの代わる！！｣

蛙吹｢え、ええ。｣

梅雨ちゃんに相澤先生とメアリさんを預かり、足に個性をかける。

私は敵の隙をついて、一気に駆けた。