【相澤消太】因縁の姉妹【轟焦凍】 (ページ28)

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23話ページ28

23話(人2)

校内探検でこってり絞られた次の日、一緒にいたメンバー達と顔を合わせると、神妙な顔をしていた。

皆なりにボロを出さないようにしているのだろう。

…お互い頑張ろうぜ…ほんと、悪ぃ皆…。

昨日に引き続き、心の中で反省を繰り返した。

今日はマスコミさんがわんさかやって来て、余計なことを言うなよ、と少し注意を受けてから、相澤先生は言った。

相澤｢今日は学級委員長を決めてもらう！｣

｢｢｢学校っぽいのきたああああああああっっ！！｣｣｣

今までヒーローをする為に授業をしてきたような私達に、やっと学校の行事らしい行事がやって来た。

学級委員長…。

普通、遊びたがりな少年少女達からすれば面倒、雑務と思い、立候補する人はそうそういない。

が、ここは雄英。

やっぱ学級委員とかのニュアンスみたいなものがほかの学校と違っているのだろう。

ヒーローの卵として、積極的なのはいい事だよね。

ま、私結構人任せなとこ多いから、やるの私じゃないね。多分。

それに私、相澤先生からかなりお呼び出し食らってるから、皆も流石に私を推薦したりしないだろう。

委員長決めは投票で落ち着いたらしく私は委員長に相応しそうな人をキョロキョロすることなく決めた。

そして決まった委員長。

緑谷くんが一票差で委員長！副委員長がやおももちゃん。

そう決まってから必修科目を受けること数時間、やっとお昼ご飯だ。