第七話･過去編 ページ8
Aside
牛の刻
皆の顔に緊張が走る
『……ッ……』
私の不安を悟ってか、御館様は私に声をかけてくださった
御館様｢A、おいで｣
御館様は私の頭を優しく撫でてくださった
御館様｢大丈夫、皆が居るから……ね？｣
『はいッ……御館様、私ッ……』
言いかけた瞬間
無惨｢迎えに来たぞ｣
目の前の庭に、まるで霧のように鬼舞辻無惨は現れた
瞬時に皆は距離を取る
無惨｢さぁ、行くぞ、我が嫁よ｣
『誰が……行くもんかッ！！』
私は刀を抜いた
何にもない空気中から1本の刀が現れる
『私は……お前を殺すッ！！』
無惨｢フッ……無理だとわかっていて、何故そんな馬鹿な真似をする？｣
『無理なんかじゃ……ないッ！！』
私は一気に距離を詰め、切りかかる
同時に柱の皆も斬り掛かる
しかし
一瞬で勝負は着いた
私以外の全員が、地面から生える謎の手に鷲掴みにされていた
煉獄｢くっ…｣
『皆ッ……』
御館様｢……A……｣
御館様を見ると、御館様もその謎の手に首を絞められていた
『皆を離せっ！！』
無惨｢お前一人で何が出来る？｣
鬼舞辻無惨は勝ち誇った様に笑った
『ッ……』
無惨｢貴様に一度、チャンスをやろう。今までの無礼を全て、跪いて謝り、自ら鬼になりたいと懇願しろ。そして私の嫁になると誓え。そうすればコイツらは助けてやる｣
『なッ……』
無惨｢出来ないのか？｣
鬼舞辻無惨は手の力を強めた
宇髄｢ダメだッ！！そんなこと……ぐわぁぁッ……｣
皆、皆、苦しんでいる
私が……私さえ、鬼になれば……
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鮭大根(プロフ) - ｳｪｰｲ( ・∇・)面白いです！！これからも頑張って下さい！！応援してます！！続き楽しみ〜(´-ω-`)ﾑﾌﾌ (2020年8月5日 19時) (
レス) id: ef1af2de4e (このIDを非表示/違反報告)
風花(プロフ) - 泡沫さん» 返信遅くなってすいません！取り敢えずこの作品では無惨にイライラするかも？笑でもまぁ大目に見てくださいwわかめの味噌汁美味しいですよね((笑 (2020年2月13日 3時) (レス) id: 683ea77874 (このIDを非表示/違反報告)
泡沫 - 遅くなりましたが風花さん新作おめでとうございます。無惨に腹が立ったのであのクソワカメを味噌汁にぶっ込んで来ます。(は？) (2020年1月28日 21時) (レス) id: db06b9d2ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：風花 | 作成日時：2020年1月20日 1時
