陰と陽な 2 人 (ページ8)

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side You

え、大西って前保健室で寝てた子？

頭が追いつかん

これは本人に聞いた方がええんか？

いや、お兄ちゃんか？

風雅「西畑マジだりぃ。」

彪太郎「ほんまそれ」

拓哉「Aはなんで怒られへんの？笑」

駿佑「大橋の妹やからやろ笑」

謙杜「西畑と大橋って仲ええもんな」

お兄ちゃんの妹だから……ね。

恭平「A、大丈夫か？」

『大丈夫やよ。』

琉巧「昼ごはん食べよ。」

『ごめ、私ちょっとお兄ちゃんのとこ行ってくる』

恭平「俺も行こーか？」

『んーん。大丈夫。』

ガラガラ

『お兄ちゃーん。』

和也「Aやん！どしたん？」

『私ってお兄ちゃんの妹だから怒られないの？』

和也「え、急になに？笑」

『大ちゃんがね、』

和也「大ちゃん?!ちょっと待って今居るから呼ぶ！」

大吾「なにー？流星も連れてきてんけど」

「『あ、』」

和也「あんな、Aが『お兄ちゃんの妹やから怒られないの？』って言ってきてんけどさ。そしたら、『大ちゃんがね』って言うけん呼んだ笑」

大吾「あ、もしかして流星のこと？」

『そう。』

大吾「Aはなんもしてへんかったやん。流星の物拾ってくれてたし。それを分かってるからやで。」

和也「まぁ俺の妹ってことバレてもーたもんな。」

『お兄ちゃんのせいやん。「弁当忘れてるでー！」って教室きたから』

和也「ごめんやん笑」

大西君のこと聞いてもええかな……

『あともうひとつ。その流星君は私のクラスの大西君？』

和也「そーやで！」

『流星君、ごめんな？』

私が謝ることちゃうかもしれへんけど

流星「貴方が謝ることでは無いですし。」

『そーやけど、』

和也「流星がAと話してる?!」

「『大橋くん！／お兄ちゃん！』」

和也「すいません笑」

流星「やってな顔を…2回も…」

大吾「え?!」

和也「大ちゃん。」

大吾「はっすん。」

えぇ、2人でどっか行ったし

とりあえずなんか話さんと

『あの、大西君？』

流星「は、はい。」

『お弁当食べへん？お腹空いたわ』

流星「へ？」

『あ、真面目な話やとおもった？笑』

流星「まぁ。」

『お腹すいてん。とりあえず食べよ！』

流星「高橋さんは」

『恭平がどしたん？』

なんで恭平?!

流星「『俺のAやから』って言われたので」

『なんそれ笑彼氏づらすんなや笑』

和也(めっちゃ話してる)

大吾(流星がーー！)