生徒手帳から始まる 〜 関西Jr.と恋物語〜 Part2

# 78 ページ29

流星「……きて」


ん？


流星「A、おきて！」



『…!!ごめん！重かったよね？』



はぁ、やってしまった…



流星「全然大丈夫やで。ほら降りるよ」

『はぁい』




眠たいよー




流星「眠い？」

『うん、めっちゃ笑』

流星「ホテルまで頑張ってやー」

『はーい！』





て、YouTube見なくちゃ！





流星「明日、緊張するなー」

『私、滝沢くんに初めて会う…』

流星「俺もたくさん会ったことないねん」

『そーなんだ！』

流星「あ、ホテルここや！」




昌哉「おーい！はやくー！」

『あ、佐野くん』

流星「今行くからー！」




部屋は流星と一緒なのかな？




和也「はい！Aちゃんはこっち！」

『え、一緒じゃないの？(ｳﾙｳﾙ)』

丈一郎「だーめ！流星何するか分からへん！」

流星「なんもしやんよ！」

『りゅーせー』ｳﾙｳﾙ

流星「や、やっぱ別や！ごめん！」

『(・ε・｀ )』




1人寂しい…




流星「みんなでAの部屋行くから！」

『ほんと？』

流星「うん！荷物置いてくるから部屋入っとき？」

『分かった…』





ｻﾞｧｰ ｻﾞｧｰ



え、雨？



ｶﾞﾀｶﾞﾀ



やだ、怖い、


流星、早く来て




「Aちゃーんっ！」

『だ、れ？』

誠也「俺やで？末様。」

『末様っ！』泣




誠也(え、流星に殺されへん？俺、)





誠也「ちょ、流星呼ぶな？」


ｺｸｯ


誠也「すぐ来るって、どしたん？」

『雨で、窓がガタガタいってる』

誠也「怖いなぁ、大丈夫やで、」




怖い、怖い



流星「Aっ！」

『流星っ！』




(っ´＞ω＜))ω＜`)ｷﾞｭｯ




流星「ごめんな、はよこれへんくて」

『大丈夫、末様が来てくれたから』

誠也「ほんま来てよかったわ」

流星「誠也くんありがと、」




ガチャ




和也「Aーー！どしたん?!」

リチャ「末、お前やったな?!」

丈一郎「末澤！なにしてん?!」

誠也「いや、俺なんもしてへんから！」

和也「そしたら、Aが泣くわけないやん！」

誠也「雨が怖いの！窓ガタガタゆーてるやろ？」

リチャ「なるほど、」

丈一郎「指1本、触れてへんな？」

誠也「ふ、触れてへんよ！」




流星「さっきまで、ハグしてたやん！」




「「はぁぁぁあ?!」」



丈一郎「ちょ、お前どーゆことやねん！」

誠也「いや、Aからやって！」




誠也(なんでこんな言われなアカンの?!)



『末様はなんもしてないよ？私は大丈夫だよ？』


和也「Aが言うならほんとか…」

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