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梅「まぁまぁ落ち着け桜…佐狐って言ったか？
柊な、今ボウフウリンで四天王張ってんの。
その中でも多聞天の名のついた隊の頭をやってもらってる
多聞天の別名ってなんだか知ってるか？」
佐「は？」
柊「いやー久しぶりにいい蹴りくらったわー」
先程蹴りをくらって飛ばされたはずの柊さんは、まるで何事もなかったかのように佐狐の肩にぽん…と手を置いた。
その光景にはみんなが唖然としていた。
柊「にしても、だせーとこ見せちまったなー
お前めちゃくちゃ強いな。
本当に別人だ…」
梅「な！あいみんっ！！＾＾
説明してやってくれ！！！」
そう言いながら梅は私の方を見てニコッとした
｟こういうのは梅が言えばいいのになぁ｠
『多聞天は別名…
＿ 毘沙門天
簡単に言うと��戦を司る武人��の名のことだよ』
柊さんの実力はこの1年間、目に見えていたが今回のタイマンでもその実力は本物だった。
柊「おかけで1年にどやされて恥ずかしいったらねぇ
薬がいくらあっても足りねぇや…
でも…
楽しくなってきた。」
そう言って柊さんは胃薬を飲み込んだ。
そこからの2人のケンカは凄まじく、何度も鈍い音が響き渡っていた。
男「……」
男「お…おいおい…」
男「こんなタイマンなかなかお目にかかれねぇぞ」
蘇「はー…すごい…」
楡「……………(ﾎﾟｶｰﾝ」
あれ、なんかにれくん石化してない？
大丈夫かな、あれ…
桜「ははっ…なんだよあいつ、あんな強ぇんじゃん」
蘇「そりゃボウフウリン
四天王の名は伊達じゃないよ
うちの街じゃ強くて有名なんだよ？」
桜「んなっ！？
つ…強ぇなら最初からやれってんだよ」
蘇「でもまぁ、柊さんが強いのは元からにしても…桜君の激が効いたと思うんだけどね」
桜「ふん…」
そんな桜を見て、梅は微笑んでいた。
兎「いいねーいいねー！！さすがだよー！
さこっちゃん強いね〜！」
亀「そーねー
でもこれ…押してるのは柊だね…」
佐「がっ…！！」
柊さんの下からの蹴りをもろに顔面に受け、佐狐はよろつく。
─────────
───────
佐狐side
くそっ…
今のあんたが、オレより強いわけがない…！！
だってそうだろ…！
あんたはあんな連中とつるんでｯｯ
ぬくぬくと生活してるだけだ…ｯｯｯ！！
なのにどうして…
どうして…！！
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作者名：あいみん | 作成日時：2025年9月7日 22時
