風鈴の2年生はみんなの愛されちゃん！！？ (ページ32)

今日:109 hit、昨日:208 hit、合計:64,597 hit

・ページ32

藤宮は自分の胸元の服をぐっと掴んだ

藤「…どうしたら貴方みたいになれるのよ…ｯ」

私に…、

藤「私は…っ！！

ケンカも大して強くないし、顔だって別に可愛くもない…っ！

でも貴方はケンカも強くて、顔だって私とちがって可愛い…っ！！

なんでっっ！？私たちは同じ女の子なのにっっ…！！
なんで私たちはこんなにも違いがあるの！？

私は…っ、兎耳山さんにあいみんと戦って勝ってくれないと
もう、……

＂仲間じゃない＂って、、言われた…っっ」

『～～～っ！』

私はステージからパッと兎耳山の方を見る
その当の本人はコクコクと頭を揺らして寝ている

なんで兎耳山はそんな事を言ったの…？

どうしてそこまでして仲間を傷つけたいの？
なんで十亀はそれを止めないで見てるの？

なんで…？

なんで、
…いつから2人はそうなったの…？？

藤「だから貴方に勝たなくちゃいけないの！」

『…そっか、辛かったね。蘭ちゃん…』

藤「ーーー！」

『…でも私だって負けられないよ、梅のためにみんなのために…

私がこうして笑顔でいられるのは梅たちのおかげで、楽しくて笑っちゃったりするし、私も1人の時は寂しくて…』

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

「あいみんちゃんこわい！！！」

「なんで血だらけなのー！」

「僕たちも殺されちゃうよぉ！」

「くるなよっ！！」

「やだ！来ないで！！！」

『……』

「「「「「「きもちわるいっっっ」」」」」」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『…だから貴方の＂辛い＂って思うことは助けてあげたいの！
私はみんな大好きだから！大切だから！！』

藤「うるさい！！！！！！！！！！！

だからってっ、……
どうしてそんなに笑顔で笑っていられるのよ！！！
アンタって…ｯｯ

ほんっっっとに目障りだわ！！！！！！！」