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本当に…今からタイマンが始まる…
昨日の夜、兎耳山との約束が正直に言って
不安で怖くてたまらない
梅が負けるなんて思ってないけど、…
今の兎耳山を梅は止めることができるのか、
止めたとしても梅が最悪の場合…
なんて考えることはやめておこう…
『……』
私が考えている顔が怖そうな顔をしていたのか梅が背中を軽く叩いてきた
『……!!!?……梅、?』
私が不思議そうに見つめると梅はニシッと音がつくかのような顔でこちらを見た
梅「まったく、お祭り騒ぎにしちまって…
いいか?お前らこんな大事になっちまったが本命はオレと
兎耳山のタイマン、お前たちの勝ち負けは勘定には入らない…気楽に行ってこい!^^」
桜「ふざけんな
勘定に入ろうが入らなかろうが、
負ける気なんてさらさらねぇ」
蘇「だね!」
桜と杉ちゃんとすおくんは、自信ありきな感じでそう言った。
柊「だってよ」
梅「つくづく頼もしいねー!」
兎「さぁ梅ちゃんやろう!!早くやろう!!」
亀「いやいや、大将が一番最初ってあり得ないから」
よっぽど梅とタイマンがしたいんだな…
?「大将ぉーオレからやっていいか?
さっきからあの長髪がちらちらガン飛ばしてきてうぜーんだわ」
蘇「わー!杉下君ラブコールもらっちゃったねー^^」
杉ちゃんが梅の方を見る。
梅「ま、いいんじゃない?」
歩き出そうとする杉ちゃんを止めて、
『杉ちゃん、頑張ってね!^^』
と言うと、杉ちゃんは少し微笑んで、頷いてくれた。
桜「おい
お前とはまだ決着ついてねーんだ
だが…こんなダセーやつらに負けるやつなんかとは二度とやりたくねぇ…って!!?
おい!聞いてんのか!!負けんなよって言ってんだよ!!!」
杉ちゃんはその言葉を無視してステージに上がったけど、
きっと、伝わってると思う。
男「やれー」
男「有馬ぁー!!」
男「殺せー」
男「やっちまえー」
…まぁ、当たり前だとは思うけど、心無い言葉ばかりだ。
『(殺せとか、まじで嫌いだ……)』
私はステージに立っている杉ちゃんを見つめた
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作者名:あいみん | 作成日時:2025年9月7日 22時


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