ケンカは対話 ページ20
梅「んーー！うまーいっ！ことはのオムライス日本一！！」
こ「黙って食え」)))
私は梅たちが来たため、にれくんの隣から杉ちゃんの目の前に座った。
みんなが楽しそうに食べている中で…私はオムライスに全然手をつけれていなかった。
『………。』
杉「……あいみんさん。」
杉ちゃんの声でハッとする。
『ぇ、あ…どうしたの？』
杉「また…俯いてた」
『…あ、ごめん、なんでもないの…ほんとに…』
心配、かけたくなかったのに……
あの子のことを考えれば考えるほど、わからなくなって、顔が下がってしまう。
梅「あれ 柊ぃ食わねーの？」
それは、柊さんも一緒だったみたいで…
柊「あ…いや…昔の獅子頭連のことを考えてた…」
桜「あいつら…前は違ったのか？」
柊「力の絶対信仰…獅子頭連はただ純粋にケンカの強さを求めるチームだった。
確かに血の気は多い奴らだったが、中坊を追いまわすようなことは絶対になかった…
昔、一度ウチとあいつらが派手にぶつかったことがあってな、壮絶な乱闘だったが妙に気持ちのいいケンカだったのを覚えてる
だが…兎耳山が頭取になってから悪い噂が目立ち始めた。
兎耳山も十亀も、誰よりもチームを想う力の絶対信仰の象徴のような奴らだったのに、なんでこんなことになったんだか…」
桜「原因？どんな…」
梅「詳しいことはわからん。だけど、
明日話せばわかるさぁ！」
みんな「「「？」」」
桜「話せばって…明日はケンカしに行くんだぞ」
梅「いやいや、
ケンカは��対話��よ、桜君…
拳は時に言葉より相手を知る言語になる。
まぁ…オレたちにしか通じない言葉だがな…」
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作者名：あいみん | 作成日時：2025年9月7日 22時
