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瞳子姉さんかっこよかったなー。
覚悟しておいて！ってあの声もそうだし、なんか決まってた。
それより。
今は新品のキャラバンの中。
座席がふわふわしてて、広くて。金が掛かってるな、さすが雷門財閥！！
ちなみに、隣は風丸君。僕が最後に乗ったんだけど、席があいにくそこしかなかったので座らせてもらった。
横目でちらり、と隣を見る。
水色のさらさらした長い髪に、オレンジ色の瞳。女の子っぽいと言ったら失礼だけど、かなりの美形だ。……羨ましい程に。
「ん、何か用か？？」
そんな僕の視線に気づいたのか、風丸がこちらを少し疑わしそうに見てくる。
「嫌なんでも……。」
「そうか。」
彼から再び目をそらす。そして大きくため息を吐く。
たしかにバスの乗り心地は最高だし、僕はどちらかといえばアウトドア派だから別に旅が嫌いとかそういう訳ではない。
……そう、居心地が非常に悪いのだ。
やっぱり先程の一言のせいか。それとも雰囲気が1人だけ異質な為か。周りからは好奇の視線か、敵視の視線か。そういった類のものが感じられる。
「はぁ……。」
やはりこの旅、前途多難ともいうべきか。
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桃姫(プロフ) - waiwaichikaさん» ありがとうございます！1日1話更新を目安にしてるので更新は遅めですが楽しみに待っていてくださって嬉しいです。 (2018年7月20日 22時) (
レス) id: 2c31672598 (このIDを非表示/違反報告)
waiwaichika(プロフ) - 続きを楽しみにしています。 (2018年7月20日 17時) (レス) id: 901fc2e49a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃姫 | 作成日時：2018年7月13日 8時
