入るなら注意しな。BL短編集【stxxx】【stpr】

※　桃×黄　《露@(省略)様》 ページ8

黄side


桃「ﾁｯ なんなんだよあのせんこー」

黄「授業でさとみくんにバカにされたこと、
絶対に根に持ってるよね。
なんか僕も手伝わされてるし。」

桃「別に良くね？だってさ、
せんこーが答えミスってるから、

「先生それ違くねー？w」

って言っただけじゃん。
ちょっと笑っちゃったけどさ。｣

ぶーぶーしながら
僕の隣でプール清掃をしているさとみくん。
そろそろ体育でプールが始まる。

毎年、先生が掃除するんだけど
さとみくんが先生を怒らせるから
僕も手伝わされる羽目に……

何故かあの先生には僕らがカップルってバレてるし。



ようやく掃除がひと段落着いた。

桃「あ、見ろよるぅと」

さっきまでの不機嫌さはどこへやら、
笑顔で指し示す先には綺麗な夕日があった。


黄「わぁ〜！すごく綺麗！」

静かに夕日を見つめるその横顔がかっこよかった。
なんかムカつく。


ピシャッ

桃「冷たっ！」

さとみくんが僕を睨んでくる。
あ、逃げよ。

桃「待てぇー！」

そんな彼の言葉を無視して
プールサイドにあがり、反対方向へ逃げる。

するとさとみくんがすごい勢いで追いかけてくる。
片手にホースを持って。

ビシャアア

黄「いだだだだ！？冷たい！痛い！やめて！！」

僕はそんなにやってない！
ましてやホースでなんて！！

桃「いい気味だなっ！」

やっと水を止めてくれた。
さとみくんのせいで、制服はびちょびちょだ。
さとみくんを問い詰めようと振り返ると、

桃「こっち見んな」

まさかの拒絶。
え、なんで？僕悪くなくない？何した？

黄「え、なんで？」

桃「えrい。｣

自分の顔が赤くなるのがわかる。

桃「もう無理だわ。ごめん。」

言うが早いか、僕を救出用の緊急ロープを使って
僕を縛り付けた。
待ってこれってまずい状況？

僕は足をＭ字型に開かされ、
腕は後ろに。
さとみくんは手にホースを持っている。
ま、まさか……

ビシャアｰｰｰｰｰ


黄「ああああっ♡」

僕のジュニアに当ててきた。
彼は顔を真っ赤に染め、器用にホースから
出てくる水の強さを変えてくる。

待って……身が持たないっ！

黄「さとみくっ♡やめっ/// むりいっ♡」

桃「今のお前最高……」

かあああ、と顔がもっと赤くなる気がする。


ホースをとめ、立たせてくれた。
けれどもロープは外してくれない。

黄「さ、さとみくん？」

桃「続きは保健室でやろ？」

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