お茶と喧嘩 ページ30
Aside
初夏の陽気
外の方からは一足先に夏休みを迎えたであろう
小学生くらいの子達の声が聞こえた
そういえば私達ももう少しで夏休みか
椋木先生の のほほんとした
夏休みの過ごし方を思い出した
たしか、自分の身はしっかり守ろうだったっけ
今現在の状況
右 彼氏(つっぱり)
前 狂犬(つっぱり)
前左 金髪(つっぱり)
ごめんなさい先生 早速やぶりました
さっききたレスカのストローを
弄りながら私はそう思った
伊藤くんと相良さんは相変わらず睨み合っている
｢…あの〜……相良さん こちら伊藤くんです｣
相良｢知ってる。｣
睨み合ったまま即答
な、なんか怒ってるよね！？
｢えっと〜伊藤くん こちら相良さん｣
伊藤｢知ってる。｣
こちらも同じ
何なのよ！！
お前は
眼中にありませんってこと！！？
ちょっとムッとしてストローを咥える
こんな2人とは違ってレスカは
しゅわっとして甘酸っぱくて
私を飽きさせない
三橋｢伊藤 Aの顔がスゲェぞ｣
伊藤｢A相良のこと
まさか好きになっちゃったの？｣
｢…………………は？｣
なんなんだこのウニ頭は！！
｢っのね！！伊藤くん！私いつそんなこと言った!!?｣
伊藤｢だって……｣
｢だってじゃない！！
ちゃんと好きだから自信持ちなさいよ！｣
よ、、、と言葉が店内にこだまする
急に恥ずかしくなって椅子に座り直し
レスカに口をつけた
｢……もう二度と言わないから バーカ｣
ウニ頭を見れば号泣している
A〜と抱きついてきたのを
呆れた気持ちで見ていると
相良さんと目が合う
｢なんか、ゴメンなさい｣
相良｢……別にコイツから
お前を奪うチャンスはいくらでもあんだよ｣
お前……？奪う……？
私の頭の中が？でいっぱいになるころには
相良さんは席を立っていた
相良｢コイツの分だけ会計しとくから、じゃあな｣
そう言ってドアベルをカランコロンとならし
行ってしまった
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Runa - 更新がんばってください！応援してます！ (2021年6月25日 17時) (
レス) id: cf36c57a0e (このIDを非表示/違反報告)
茶乃豆 あん子(プロフ) - みさきさん» コメントありがとうございます！亀更新になってしまうと思いますが頑張ります！！ (2019年11月3日 20時) (レス) id: a5cb8bdaa1 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - とっても面白いです！！これからも更新頑張ってください！ (2019年11月3日 20時) (レス) id: 402c6990c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：茶乃豆 あん子 | 作成日時：2019年3月29日 20時
