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「それで、、要件はなんでしょうか」

「1人…闇堕ちした奴がいる、時間遡行軍になりかけているんだ。」

燭台切がしずかに落ち着いた様子で話し始める
闇堕ち仕掛けているのは太鼓鐘貞宗らしく。
あの伊達政宗が持っていたとされる刀の一振。

「太鼓鐘様は、今は何方に?」
「この襖の向こうだよ。」
「!!…眠っているのですか?」

驚いた。
闇堕ちしているのであればほぼ理性がないものと同じ
なにか結界が張ってあるわけでもないのに、何故此方に出ようとしないのか

「わからないんだ、しばらく僕らは開けてない…貞ちゃんの苦しむ姿、…考えたくはないけど、、もし、もう、貞ちゃんは折れていたらって思ったら…!!!」

いいな…なんて柄にもなく思ってしまった。

「分かりました…、それでは、御三方は廊下側は立っていてください。何かあってからでは、ほかの刀剣男子様方に、示しがつきませんから」

3人は静かに頷くと、さっさと移動した。

襖に手をかけて戸を開く。

「!!!」

開けた途端に襲いかかる黒い煙のような物。
手のような、それに鎖のようにも見えるものもある。
直接触れる訳では無いが、部屋の薄暗い奥に何かが動くのが見える


「太鼓鐘貞宗様ですか…?返事をして下さい!」

「だ、レ…、?」

「貞ちゃん!!!!」
「燭台切様!来てはなりません!」

「ミツ…ちゃ、…ん、??ぁ、ま、…るか"ラ」

「燭台切様…太鼓鐘様が闇堕ちした原因は、前の審神者のせいで構いませんね?」

「…ぼくが、抵抗しない代わりに、貞ちゃんが、いつも、僕に怒ってれてたんだ、、…貞ちゃんは、自分の方がもっと苦しかった状態だった筈なのに…ツ!」

声を聞くだけでもわかる…
泣いてる
燭台切光忠様は、滅多に弱みを見せない方だと聞いている。が…

「太鼓鐘様、僕は新しい審神者の奏と申します…貴方を今から救います!!!」

「嘘ダ!!…ソウ、言って、黙スん、だろ、!」

「じゃあ、あなたはそのままでもいいんですか!

燭台切様は泣いてまでアンタが戻ってくるのをまっている!!!

大倶利伽羅様も口では言わないが悲しそうにしてる!!!

鶴丸国永も貴方の笑顔がみたいはずです!!」

だから!!!!早く戻ってこい!!」






太鼓鐘貞宗!!!!!!



陣を書いた札を太鼓鐘貞宗に向けて投げる。
封じの札を貼り動けないところを馬乗りにしナイフで自分の腕を切って、血を彼に飲ませる


闇は引き、本来であろう彼の姿が、そこにはあった。

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??。 - 面白かったです。更新楽しみにまってます。 (3月29日 8時) (レス) @page33 id: 66c9a050dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2018年8月23日 9時

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