時透先生は鈍感です (ページ6)

今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:13,848 hit

祝杯はド派手に... ページ6

中に入ると...冨岡先輩はやはりぼっちでいた...

そんななか学園長は...

学園長｢全員揃ったね...それじゃ、Aと杏寿郎の歓迎会を始めよう｣

そう言って前に並ぶ食べ物やお酒を指さした

そんな中、宇髄先生が...

宇髄｢学園長祝杯の挨拶は俺がしてもいいですか？｣

と聞いて学園長に許可を取り

学園長｢あぁ...じゃあ天元よろしくね｣

と言われ宇髄先生は...

宇髄｢よぉし...お前ら今年もド派手にぶちかますぞー！！！！かんぱーい！！！！！｣

と叫びそこにあったビールを一気飲みした...

そしてみんな一斉に

『かんぱーい！！！』

私は乾杯してすぐ冨岡先輩の方に行った...

｢冨岡先輩ー？おひさです。｣

冨岡先輩は私に気づいて抱きついてきた...

え？

は？

え？...

｢冨岡先輩？...｣

冨岡｢A......寂しかった...。｣

え？冨岡先輩もう酔ったの？...

とりあえず頭をよしよししておくと...

杏寿郎｢むぅ...冨岡！Aから離れてくれ！｣

と叫んでいる杏寿郎...

そして...宇髄先生は笑ってみてる...(笑)

冨岡｢A...何故ずっとお前は俺を冨岡先輩呼びなんだ....煉獄や胡蝶の事は名で呼ぶのに...｣

冨岡｢お前がアメリカにいた時会えなくて寂しかった...急にいなくなるくらいならもう無理矢理俺のものに...｣

と、冨岡先輩は目をとろん…とさせながら私の目を見て顔を近づけてきた...

え？まってやばい...

冨岡先輩酔ってる...

｢冨岡先輩落ち着いて？！！｣

冨岡先輩は私の声も無視してどんどん唇を近づけてくる...がっちりホールドされて抱きしめられているから逃げられない...

え、終わった...

好きな人いないけどファーストキスは何故か冨岡先輩に取られそうです...

冨岡先輩の唇が私の唇にくっつく寸前...

諦めた感じで目をつぶると...

ーーゴンッ！！！

って物凄い殴るような音がして...

いつまでも来ない唇の感触に目を開けると倒れている冨岡先輩と呆れた顔をした伊黒先生がいた...

とりあえず私のファーストキスは守られた...