探偵教室2 渚とコナン

88話 夢主帰還 死神 ページ49

コナンside

とにかく、こうしちゃいられない！

俺は外に出るとすぐに安室さんに電話をかけた…

安室『何だい？コナン君…』

コナン「調べて欲しいんだ！水橋さんについて…だから、お願いしても良い⁉」

安室『ああ…わかった！そっちでも何か有力な情報が入ったら頼むよ』

コナン「わかった」

そう言って、電源を切るとすぐにターボ付きエンジンスケボーで渚さんのもとに向かった…

殺し屋についてなら何か知ってるかもしれない…

何故なら、この前調べた死神は伝説の殺し屋⁉

渚さんなら…Aの事について調べられるかもしれねぇー

俺は急いで椚ヶ丘中学校に向かった…


椚ヶ丘中

ついた…確か、本校舎は遠いんだったよな…

俺は急いで本校舎へと向かおうとしたときだった…

「あれ？コナン…君？」

声のした方を見るとそこには榎本さんがいた…

コナン「榎本さん？どうしてここに？」

榎本「え…どうして、って？ど、どういう事ですか？」

榎本さんは目をとっさにそらす…

もしかしたら、3人のうちの誰かは黒ずくめの奴ら可能性もある…

どうしたら聞き出せる⁉そう考えた時だった…

榎本さんの右ポケットが妙に膨らんでいた…

形からして、銃‼

コイツ…黒ずくめの…

そう思った時だった…

榎本さんは俺の顔に近づけて、ニコッと笑った…

榎本「気づいちゃった？私が銃を所持している事に…」

ドクン…ドクン…

突然心臓の音が大きくなる…

コナン「な、何言ってるの？榎本さん…」

ヤバい…

殺される‼

そう思った時だった…

榎本「そんなに警戒しないでよ…どうせ、笠野Aが生きていると思ったんでしょ？高校生探偵の工藤新一さん…」

ドクンドクンドクンドクンドクンドクン…

ますます、心臓の鼓動が早くなる…

どうする…

そう思った時だった…

「あれ？コナン君？」

後ろを振り向くと渚さんがいた…

コナン「じゃ、じゃあね！榎本さん！」

俺は渚さんのもとにすぐに行った…


渚side

新一さんが僕の方にきたとき、何か怖い顔をしていた…

僕が「どうしたんですか？」と尋ねると、新一さんは「いや…なんでもねぇ…」と呟いた…

でも、椚ヶ丘中学校にいたってことは、僕等に用があってきたということ…

僕はそれを聞いて見る事にした…

渚「ねぇ…僕に聞きたいことがあるから、きたんだよね？椚ヶ丘中に…」

コナン「ああ…死神について…教えて欲しいんだ…」

死神…

僕はロウロさんに教えてもらったことを思い出した

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