探偵教室2 渚とコナン

68話 小説版 探偵教室 昔の遊び歌 12 ページ24

千葉 成田山 新勝寺

渚side

次の現場はここか…

しかも、今回も紙に書かれているのは神様の一つ…

『七つ成田の不動様』

これは一体…

そう考えていた時だった…

「何か、お困りかな？」

そう言って、現れたのは1人の男性…いや、女性かもしれない…

僕がキョトンとしていると「おっと、失礼…」と言った…

世良「僕の名前は世良真純…探偵さ…」

探偵…

世良「コナン君から聞いていないのかい？」

コナン君って事は正体を知らない人だな…

渚「う、うん…」

世良さんは「そりゃ失敬」と笑いながら言った…

世良「また…だね…」

渚「そうですね…」

その時だった…

プルルルルル

電話を見ると、灰原さんからだった…

渚「ちょっとすみません…」

そう言って、席を外した…

渚「もしもし」

灰原『工藤君の所に連絡が入らないのよ…何か知ってるかと思って…』

渚「特に何も…何故ですか？」

灰原『私もAが関わってると聞いて、久々に元の体に戻って、あの推理オタク(コナン)みたいなことをやってんのよ』

え？灰原さんが？

滅多に元の体に戻らないよな…

でも、何でわざわざ…

渚「何で、元の体に戻る必要があったんですか？」

灰原『実はもう、8人目が殺されてるの…群馬の八幡八幡宮でね…それで、私も私なりに事件を調べているのだけれど…探偵って嘘をついて…』

群馬に⁉

何であっちこっちに…

灰原『例の紙でやっと、謎が解けたわ…八幡宮の事を聞けばそろそろ、あのホームズも思い出すんじゃないかしら？あの、歌をね…』

灰原さんはフッと笑った…

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