タメ口 ページ7
任務から帰り屋敷に入ろうとするとマリンと不死川がこちらに歩いてくるのが見えた
無事に終わったようで良かった
『送ってくれてありがとう。』
ん?ありがとう??
不死川にタメ口で話しているのか?
暫く様子を伺おう
「こんくらいどうってことねェよ。また一緒に甘味処行こu ってオイ冨岡ァァァァ!!!
何見てんだコラァァァァ!!!」
不死川は先程の優しい顔とは打って変わっていつもの怖い顔をしている
『あれ、師範?何してるんですか?』
マリンはきょとんとした顔でこちらを見ている
可愛い、、ムフフ、、
というか不死川、、マリンにタメ口で話してもらえるなんて羨ましい、、
「それはこっちのセリフだ。不死川、何マリンと馴れ馴れしく接している。」
「別に何でもねェ『不死川さん、私のこと妹みたいに接してくれるんですよ!!敬語も使わなくていいって!!』
「オイィ」
妹だと、、?
いつの間に、、俺だってマリンのことを妹のように思っている、、
まず不死川にそんな一面があったとは、、
「不死川、、、俺には冷たいのにマリンには優しくすふんだな、、
ムフフ」
「気持ちわりぃぜェ」
「心外!!」
『もー、2人とも仲良く!!』
そういえば、こんなに2人が仲良くなっていて時透は嫉妬したりしないのだろうか
時透は今まで何の興味もなさそうだったが記憶を取り戻してから感情が豊かになった気がする
「あまりマリンに馴れ馴れしくすると俺もだが時透にも怒られるぞ」
「時透ォ??」
「時透とマリンは恋仲だからな」
「恋仲ァァ??そうなのかァ?」
『はいっ!』
マリンも意味分かってないと思うが、、
「へェ、、、
まァ、お幸せにィ。またなァ」
『またね不死川さん!』
「おゥ」
不死川はマリンにヒラヒラと手を振り帰って行った
マリンも不死川に笑顔で手を振っている
「マリン、俺にも敬語はいらない」
『いやいや何言ってるんですか!師範にタメ口だなんて「だめだ。不死川だけずるい」
「俺もお前のこと妹のように思ってる」
『ありがとう、、師範、、』
そう言って笑うマリンは最高に可愛い
まぁ、義勇と呼んで欲しいというのは却下されたのだがタメ口で話してくれるのは今までよりも距離が縮まった気がする
『あっ、そーいえば!不死川さんおはぎ好きって本当だったんです、、本当だったんだね!』
「あぁ。」
『美味しそうに食べてた!教えてくれてありがとう!』
そういえば一緒に甘味処行ったのか
不死川め、、
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作者名:ララ | 作成日時:2021年2月18日 16時