76話 水平線上の陰謀 ページ26
sideなし
毛利「そうそう。ナイフで背中を指したんだ。その後、あんたはすぐに姿を消したんで、日下は自分がやったと思い込んだんだ。すべてあんたの思惑通り。」
美波子「ふんっ。さすが名探偵毛利小五郎さんね。私があの男を利用しようと思ったのはあなたが乗船することを知ったからよ。名探偵の目を欺くためには偽の犯人を仕立てる必要があったから。それもほんとうに自分がやったと思い込んでる犯人をね。もうひとつ、あの男はパソコンの中で船と運命を共にした父を時代錯誤だと批難していたのよ。父を侮辱するものは誰であっても許さないわ!」
毛利「許せねぇのはあんたの方だ。3人の命を奪っただけではなく、大勢の罪のない人達を危険にさらししかも自分が設計した船を沈めてまで。」
美波子「何度も綿密にシミュレーションしたわ!爆弾の数、浸水する海水の量、避難にかかる時間!そして導き出したのよ!アソコでこそこそしている男がこの大海原で父のように孤独と絶望に最黙れるシチュエーションをね!それに、アフロディーテは泡から生まれた女神。泡に帰る運命なのよ。でも、ここまでわかってしまったら仕方ないわね。潔く自首するわ。」
シュッ
毛利「俺は女とは戦わねぇ趣味だが」
美波子「それって差別じゃない?」
コナン「(おっちゃん)」
毛利「うわっ。」
美波子「ふっ。」
美波子は毛利を殴るが毛利は絶対に手を出さない。
美波子「名探偵のそんな姿あまり見たくないもの」
毛利「余計なお世話だ」
コナン「おっちゃん!」
安室「毛利さん!」
毛利「たっ!はぁはぁ。」
美波子「ついてないわね。最初から名探偵に目をつけられていたなんて。よっぽど私がどこかのにくい女に似てたのね」
毛利「その逆だよ。あんたがあいつ似てたから、犯人があんたじゃなきゃいいっと思って無実の証拠を集めようとしたから。こうなっちまったんだよ」
コナン「おじさん!」
安室「大丈夫ですか?」
毛利「あれ?お前らどうしてここに」
コナン「それよりおじさん早く逃げなきゃ!」
安室「(逃げる?)」
海藤「ダメだ!救命ボートはすべて出払ったし、ライフラフトはこの女が壊しちまった。」
毛利「おいおい」
「キャプテン!キャプテン!」
海藤「た、助かった」
安室「(なんなんだ。この感じ。)」
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明里香(プロフ) - 100話にも誤字がありました。「見とった用」ではなく、「見とったよう」です。 (2019年6月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 95話にも誤字がありました。「そうさすてもらう」ではなく、「そうさせてもらう」です。 (2019年6月26日 20時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 89話にも誤字がありました。「そうだっんですね」ではなく、「そうだったんですね」です。 (2019年6月26日 19時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 86話にも誤字がありました。「諸々しい」ではなく、「物々しい」です。 (2019年6月26日 19時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 同じく84話に誤字がありました。「公安察」ではなく、「公安警察」です。 (2019年6月26日 19時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:友李 | 作成日時:2019年5月20日 18時