工藤新一の姉は降谷さんの部下2 ｢降谷零/安室透｣

74話 水平線上の陰謀 ページ24

あなたside

蘭｢(人1)さん！？｣

あ｢ないのっ。｣

園子｢え？｣

あ｢子供達の金メダルが。｣

2人｢(人1)さん｣

毛利｢おい！急げ！｣

どうして。
どうしてないの。

毛利｢お前たちはこの船で脱出しろ｣

蘭｢お父さん！｣

あっ。

あ｢思い出した！！｣

園子｢(人1)さん？金メダルのことですか？｣

あ｢うん。隠れんぼのところだ。私取ってくるから先に行ってて｣

蘭｢でも！！｣

あ｢大切な宝物だから。｣

2人｢(人1)さん！｣

かくれた場所

あ｢あった。これだ。｣

ガタッ

あ｢あっ。｣



哀｢大丈夫よ。(人1)さんだって｣

コナン｢日下は混乱に応じて海藤さんを殺害するつもりだったと言ってたけど。｣

安室｢爆弾が多いよな。八代会長に果物ナイフだと？まさか。｣

歩美｢安室さん？コナンくん？｣

安室｢ほんとにいいのかい｣

コナン｢もちろん。このままじゃ僕も取り返しがつかなくなる気がする。｣

安室｢じゃ、行くぞ。｣

コナン｢僕の推理が正しければ真犯人は。｣

船

美波子｢あら？船と運命を共にするんじゃないの？船長さん｣

海藤｢君！はやく対潜を！｣

美波子｢私は沖田船長の娘よ！残ったライフラフトは壊させてもらったわ。｣

海藤｢なんてことを｣

外

美波子｢日下がドラマの取材と言って私に会いに来たの。でも取材とは関係ない八代親子のことを知りたがったりして様子がおかしかった。そこで私は彼がトイレに立った隙に第1八代丸沈没事故の真相。これが日下の本当の目的だったのよ。まさかと思ったけど次の日八代英人に訪ねてみた。強めのお酒を飲ませたらペラペラ喋りだしたわ。あの沈没が事故ではなく仕組まれたものだった真相を。私が沖田の娘だとも知らずにね。｣

海藤｢す、すまなかった。あれは社長に命令されて｣

美波子｢言い訳はけっこう！あなたには八代親子のあとを追ってもらうわ。無念の思い出で死んでいった私の父のようにね｣

安室｢(間に合ってくれ。)｣

海藤｢頼む。助けてくれ｣

美波子｢さよなら船長さん。｣

毛利｢やめろ。｣

美波子｢はっ｣

毛利｢やっぱりあんたが真犯人だったのか秋吉美波子さん｣

コナン｢おっちゃん｣

安室｢え？｣

コナン｢おじさんがまだ残ってるんだ。｣

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