工藤新一の姉は降谷さんの部下2 ｢降谷零/安室透｣

63話 水平線上の陰謀 ページ13

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毛利｢ご苦労｣

高木｢毛利さん｣

毛利｢ご苦労さまです。警部殿｣

目暮｢うんっ。八代会長の行方は？｣

毛利｢いえ、まだつかめません。乗組員が手分けをして船内中を捜索したんですが｣

高木｢それにしても、空でも海でも毛利さんの行くところ事件だらけですね｣

白鳥｢次は宇宙ですか？ロケットにでも乗って｣

毛利｢んなわけねぇーだろ！｣

目暮｢なに！？会長の指紋が？｣

トメ｢えぇ。血痕の付着したマリーナの搬入口のあたりから集中的に。もちろん。搬入口の血痕も八代会長の血液型と一致しました。｣

目暮｢ご苦労さま。引き続き作業を続けてください｣

高木｢それと警部。マリーナの係員の話によるとその搬入口のドアが開閉された形跡があるそうです。しかもごく最近｣

目暮｢なに？｣

白鳥｢指紋、血痕、ドアの開閉。警部これはどうやら｣

毛利｢どうやら八代会長はマリーナで何者かに襲われ、搬入口から海へ突き落とされた。そう考えて間違いないでしょう｣

目暮｢そのようだな。白鳥くん海上保安庁に連絡して付近の捜索を開始してくれ。｣

白鳥｢わかりました｣

目暮｢高木くん｣

高木｢はい｣

目暮｢新見夫妻からも話を聞きたい。お連れしてくれ｣

高木｢はい！｣

目暮｢さてとコナンくん｣

コナン｢はい｣

目暮｢あとは、我々に任せて君も部屋に戻りなさい。くれぐれも不必要に出歩かないように。まだ殺人犯が船内にいる可能性は高いからね｣

コナン｢はぁい｣


目暮｢さてと、貴江社長がスカッシュの後部屋に戻り、入浴後殺害されたとすると、やはり毛利くんがすれ違ったウインドブレーカーの人物を犯人と断定して間違いないだろう｣

毛利｢ええ｣

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