第１０話 ページ11
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＿＿＿＿＿＿＿私と決闘しろ。
「ほ、本当にアズくんと決闘するの？！」
昼休み、中庭らしいところでボクとアスモデウスくんは決闘をしようとしていた。
四方を校舎に囲まれた中庭は、廊下を歩く生徒からもよく見える。不正のないようにアスモデウスくんが選んだのかもしれない。
つまりそれだけボクに勝てる自信があると……
案の定、何だ何だと一階からも二階からも、あらゆるところからボクらの決闘を見ようとギャラリーが集まり始めている。
『これに勝てば納得してくれるみたいなので』
心配そうに駆け寄るイルマ様に何でもないようにひらりと笑って返す。が、実のところ不安で今にも口から心臓が出てしまいそうだった。
というのも、ボクは
ただ一つ分かっているのは優秀な生徒、教師が数多く存在するということだけ。
首席の実力はすごいだろうなぁ……
既に教師の実力は身をもって知っているが、生徒もあれほどなら困りものだ。
ボクより
『イルマ様は少し離れたところにいてください。
流れ弾があたると危険です。』
「そうだよイルマち！こっちこっち！」
覚悟を決め、引っ張って行くクララちゃんにイルマ様を任せて漸くアスモデウスくんと向かい合う。
「随分と余裕そうだな」
『これでもSDの
一年ごときに負けたのかってクビにされても困るし…
主に生活面が
やはり
アスモデウスくんはボクへ向けて、唐突に炎を払ってきた。
凄まじい熱気を感じ、ボクは後退しながら水の球をぶつけ、蒸発させる。炎を掠めた地面の青草が一瞬で枯れ、溶け落ちる。
『………君も炎使いなんだね、』
さすが首席…これはあたったら火傷じゃ済まないな……
何発か打ったボクの水の球を上回る威力でアスモデウスくんが反撃を重ねる。
「そのような情けない魔術に、私の炎は負けん！」
足元から勢いよく真っ赤な炎が輪を成して燃え上がり、それはボクの身長を優に超える。
一歩でも進もうものなら熱気だけで皮膚が
「これで終わりだ！」
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紫咄(プロフ) - もこさん» コメントありがとうございます！全員推し分かります！皆が皆良いキャラでいくら書いても書き足りないくらいです笑これからも更新頑張ります！ (6月7日 19時) (
レス) id: a9de1191b0 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 初コメ失礼します！私愛され大好物なので嬉しいです！魔入りました入間くんのキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってください！ (6月7日 19時) (レス) @page5 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
紫咄(プロフ) - ガイさん» ありがとうございます！頑張って執筆しますのでまた読みに来てくれると嬉しいです！ (4月30日 14時) (レス) id: a9de1191b0 (このIDを非表示/違反報告)
ガイ - 面白かった。←いつもは、こんなキャラじゃありません！！(*/□＼*)かぁ〜// (4月30日 14時) (レス) id: 5793000cce (このIDを非表示/違反報告)
紫咄(プロフ) - 翡翠さん» コメントありがとうございます！とても励みになります！これからも頑張って執筆していきますので読んでいただけると嬉しいです。 (2023年4月7日 23時) (レス) id: a9de1191b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫咄 | 作成日時：2023年1月1日 23時
