廿玖 ページ29
雪乃side
ハッと起き上がる。
さっきまで明るかったのに、もう薄暗い。
まさか…寝てた!?
「やっばい晩御飯の用意出来てない！」
冨「飯なら俺と炭治郎で作った」
「しっ師範!?」
ぬっと師範が出てくる。
わわわわわ、師範に御飯作らせちゃった!!
「ごめんなさい！私いつの間にか寝ちゃってて…！」
そう謝る私に、気にするな、と笑みを浮かべながら言ってくれた。
炭「やあ雪乃。なんか久しぶりだね」
「炭治郎…！」
駆け寄り、炭治郎に抱きつく。
「会いたかった、本当に…！」
炭「ははは、俺もだよ。元気そうでよかった」
優しく言いながら、背中をぽんぽんと叩いてくれる。
冨「炭治郎、あまり時間が無い。早く飯を食うぞ」
「え、師範、時間が無いって…？」
師範がこちらに向き直り、口を開いた。
冨「実は炭治郎、胡蝶にここ出禁にされてるんだ」
「ゑ」
冨「しかし今日、胡蝶は宇髄のとこに呼ばれて居ない。でも今日の夜には帰ってくる。その間、ここに来たってわけだ」
「炭治郎ごめん、私のせいで…」
炭「雪乃が気に病むことないさ！さあ、話をしよう」
冨「時透と甘露寺以外は、完全に彩悠寄りだ。この2人はわからん。全く文は来ないし、会った時も何を触れてこない」
炭「そうですか…」
「あっ、カナヲはこっち側だよ！炭治郎の言葉に動かされたって！」
炭「ええっ!? あ、もしかして、心のままにってやつかなあ。ちょっと気恥しいや」
顔を赤くしながら頭をかく炭治郎。
彼のおかげで、大切な友人との間に亀裂が入らずに済んだ。
「炭治郎には感謝してもしきれないよ。本当に、ありがとう」
炭「信じるなんて簡単なんだ。疑うよりも、気持ちがいいだろう？それに俺は」
そこでちょっと間を置き、小声で言った。
、
、
炭「雪乃を絶対に守るって、付き合い始めた時から決めてるんだ」
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Nami - 冨岡さんが味方で良かったです！推しなので！ (8月21日 20時) (
レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ - これからも頑張って下さい!!!!!!応援してます！！プレッシャーになってしまったらすみません……(-_-;) (2020年4月20日 12時) (レス) id: 94a9a7e816 (このIDを非表示/違反報告)
かすみ - こんにちは!!!楽しく読ませてもらっています！私、めっちゃ裏切り系の小説好きなんですよね笑少し気になったところがあったんですが、拾肆話のしのぶちゃんが呼んでいる桑原さんって誰のことですか??夢主ちゃんの苗字は東雲って書いてあったので誰なのかな…と (2020年4月20日 12時) (レス) id: 94a9a7e816 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 真白さん» あああああ！なるほど!!!!!!!!!! 今すごい理解しました！付け焼き刃の知識でごめんなさい。ご指摘ありがとうございます！次作に繋げます！ (2020年4月12日 2時) (レス) id: 99dc88188a (このIDを非表示/違反報告)
真白(プロフ) - あっ…そこじゃなくて、呼吸はあくまで身体を強化するだけのもので、日輪刀から水が出たり、結晶が出たりはしないんです。説明が分かりにくくてすみません(~_~;) (2020年4月12日 2時) (レス) id: c327c25171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2020年3月31日 15時
