第30話…口角 ページ36
Aside
ガタガタガッシャーン
何かが倒れたり破れたりした音で目を覚ます。
寝てたのか…
そんな事を考えて音の正体に心配はしなかった。音がなってからしばらくして、
ガチャ
ドアが開く音がした。
kr「お、お待たせ…」
と言って白衣のはじを汚したくられが苦笑いで出てくる。
kr「はい」
と言われて差し出した手には、烏の面と、黒のパーカーがあった。良く分かっていると思いながら1つの疑問が頭の中によぎった。
「なんで烏の面があるんだ?俺のじゃないか…」
すると、はぁ…と溜息を1つ零して答えてきた。
kr「Aくんが昔渡してきたんでしょ…」
君の愛刀もあるよ…と付け加えて。おぉ!俺の愛刀か!久しいな!
「ありがとな。取り敢えず、家に帰るから何かあったら伝えておいてくれ。」
そこから上に上がろうと階段に足をかける。が、俺は思い出したかの様に閉じられかけた扉を掴み、くられに伝える。
「愛刀昼辺りに取りに来る。昼夜逆転するのも大概にな」
そう言って口角を上げ、また帰路に足を向ける。
……くられに“ありがとう”と言われたのが嬉しくて口角を上げた訳じゃないぞ…断じてな…
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菜*サノツキ(プロフ) - しゃいさん» しゃいさんありがとうございます!頑張りますね!チーノ君二人になってますか?見てみますね!ありがとうございます! (2019年7月21日 6時) (レス) id: f4ddad835b (このIDを非表示/違反報告)
しゃい - この話好きなので頑張ってください (2019年7月20日 23時) (レス) id: 7bcfa840f4 (このIDを非表示/違反報告)
しゃい - もう一人のチーノ,,,,,,,? (2019年7月20日 23時) (レス) id: 7bcfa840f4 (このIDを非表示/違反報告)
菜*サノツキ(プロフ) - 和さん» 返信凄く遅れてすみません!翻訳機を使ってまで読んでくださって嬉しいです!面白いと言ってくださるのも嬉しいですし、楽しんでると言ってくださるのも嬉しくて沢山書きたくなります!ありがとうございます! (2019年7月10日 16時) (レス) id: f4ddad835b (このIDを非表示/違反報告)
菜*サノツキ(プロフ) - ムギさん» ムギさんありがとうございます!私も楽しませて貰ってます!頑張りますね! (2019年6月23日 14時) (レス) id: f4ddad835b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜*サノツキ | 作成日時:2019年5月26日 17時