第8話…選択肢 ページ12
Aside
冷たいコンクリートで出来た階段を淡々と上がっていく、2階を見るとそこには敵の兵が居た。
何故2階にも人がいるんだ…意味がないやろ…
そんな事を思っていたがふと窓の外を見ると、森に面している為木が沢山生い茂っていた。
いや、木から乗り移ってここ入るかもしれないか…こいつ等は頭良いのか悪いのか…
色々考えたりはしたが俺の今の目的はただ一つここにいる敵を倒し無事に生還することだその為にも…
まぁ倒すか
兵「な、何でお前がここに居るんだ…!」
目を見開いた後俺に話かける
抜け出すのは簡単だったな、全く手応えが感じられなかったぞ
兵「つ、捕まえろ!!」
声どもってるじゃないか、威厳が感じられんな
兵「オ"ラ!!」
まるで濁点がつくような怒鳴り声で殴りかかってきた。
大きな声を出しても闘う上では意味がない。むしろ体力を消耗するだけだ。隊長は何を教えているんだ…そういえば兵1だったなしょうがないか…
兵1といえば、あの3人だけ見てないな…気を付けるか…
そんな事を考えながら次々と襲いかかってくる敵と闘い、敵を全員倒したその時…
??「ホ、ホンマにそっくりや…」
その言葉に振り返ると、緑のパーカーを着た男と、赤いマフラーが特徴的な男と、サッカーユニフォームを着た男と、ニット帽を被った男が居た。
やべっ…こいつ等の仲間だったりするか?って
「そっくり?」
??「声まで似とるで!!」
とサッカーユニフォームを着た男が声をあげる。部屋がそこまで広くないのでその声は反響して耳に突き刺さる。
“声まで似てる”と言う事は、総統の仲間か…
「お前達は総統の仲間なのか?」
??「そうやな幹部や幹部。」
「なるほど…」
暗号はしっかりと伝わったという事だな、ここの場所を特定するとは情報班は優秀なんだな…
そう思っていると、後ろからカツカツと音が鳴った。振り返るとそこには兵1こと隊長が居た。
隊長「何をしている…」
その回答に俺は
「抜け出すな、なんて言われてないぞ」ニヤッ
「それに弱すぎるお前の兵には呆れたぞ、お前は教えるのが下手なんだなw」
煽りをはさみながら本音を突きつける。
悔しそうな顔…自業自得だな…
「お前は色々な選択肢を間違えたな行く国の選択、兵の育て方、でも一番の間違えはこの任務で誘拐する相手を間違えた事だ、言っただろ?俺は“A”だ、ってな」
隊長「ッッ!!クソッ!!お前達やれっ!」
→続きます
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菜*サノツキ(プロフ) - しゃいさん» しゃいさんありがとうございます!頑張りますね!チーノ君二人になってますか?見てみますね!ありがとうございます! (2019年7月21日 6時) (レス) id: f4ddad835b (このIDを非表示/違反報告)
しゃい - この話好きなので頑張ってください (2019年7月20日 23時) (レス) id: 7bcfa840f4 (このIDを非表示/違反報告)
しゃい - もう一人のチーノ,,,,,,,? (2019年7月20日 23時) (レス) id: 7bcfa840f4 (このIDを非表示/違反報告)
菜*サノツキ(プロフ) - 和さん» 返信凄く遅れてすみません!翻訳機を使ってまで読んでくださって嬉しいです!面白いと言ってくださるのも嬉しいですし、楽しんでると言ってくださるのも嬉しくて沢山書きたくなります!ありがとうございます! (2019年7月10日 16時) (レス) id: f4ddad835b (このIDを非表示/違反報告)
菜*サノツキ(プロフ) - ムギさん» ムギさんありがとうございます!私も楽しませて貰ってます!頑張りますね! (2019年6月23日 14時) (レス) id: f4ddad835b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菜*サノツキ | 作成日時:2019年5月26日 17時