君のためなら いくらでも 【るぅと】

じゅうに ページ12

る「そうですか…僕も殺したいと思ってました」

やっぱり…

だよね

『良かったぁ‪wほら！早く殺して！』

る「はい」

な「ねぇ、るぅとくん？！」

さ「お前わかってんのか？！」

る「分かってます。これでいいんです」

『ほら、るぅとが言ってるんだからいいでしょ？』

り「でも…」

こ「絶対るぅともAも殺したい殺して欲しいなんて思ってないはずだよ」

『っ…！』

る「…」

り「…そっ…そうだよ」

さ「本当にいいのか？」

『…本当はやだよ…けどだめなの…ここにいる時は楽しかったけどこれが終わるってなると辛いの…だから早めに居なくなろうって』

る「…じゃあ僕と話したこと楽しかったですか？」

『…楽しかったよ』

る「じゃあ…殺しますね」

『…うん…！』

こ「…僕もこの少しの間楽しかったよ」

『最後にさ、今日私の誕生日だから願い叶えて欲しい』

な「いいよ…言ってみて？」

『私の事…忘れないで欲しい』

り「絶対忘れない」

こ「言われなくても忘れないよ」

さ「ばーか…忘れるかよ」

ジ「この少しの間楽しかったで。忘れへん」

る「…僕Aのこと好きでした…絶対に忘れません…大好きだよA」

『みんな…ありがとう…るぅと…私も大好きだった…ばいばい』

グサッ

普通なら痛く感じるものも

あまり痛くなかった

『みんなにあえて…良かったよ…だいすき』

そこで私の意識は途絶えた

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る「…」

な「…」

ジ「…」

さ「…」

こ「…」

り「…」

な「…泣いてもいいんだよ…みんな」

る「…グスッ」

さ「…うぅっ…」

ジ「Aちゃぁんっ！…」

こ「A…うっ…うわぁん…！」

り「Aちゃああん！…ううぅっ」

な「…十分この6人には愛されてたよ…Aちゃん」

ばいばい

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