だからお前等じゃかなわない【刀剣乱舞】【古の女神と宝石の射手】 (ページ1)

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prologue ページ1

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　俺は裕斗という、極々普通の審神者。レベル９９で刀剣男士も全員カンスト、極だって全員揃えた。

　…そんな俺には少し怖い事がある。

『うぇーい、裕斗。顔青いよ』

「誰かのせいでな」

『おおコラ満面の笑みでこっち見んな、私はお客様だぞ？神様だぞ？』

「他の神様のご迷惑になるのでお帰り下さい」

　この突き刺さる視線

　友人のAに向けられる愛情と、俺に向けられる嫉妬、後……

「A、本当に何も持ってないのか？お菓子とか、例えばお菓子とかさ」

　Aの連れに向けられる敵意。

　お前等女性に嫉妬とか…どんだけだよ、

　後こっそり「この本丸の主が裕斗じゃなくてAだったら良かったのに…」とか言ってたの聞いてたから！

『本当に何も持ってないって』

「…そういえばAの友は何時になったら奥に行かせてくれるんだ？」

『うんうんそうだそうだー、ゼウス様も言ってるんだぞー』

「主、入れてあげたら？」

「うげ、光忠……Aよ、今日は許してやろう。次は無いと思え」

『分かった明日も来るね！』

「話聞こうか」

　Aは大広間に向かう。俺は幼女と目が合ってしまった。

「…余り調子に乗るなよ」

「ｳｨｯｽ」

　急募:胃薬と俺の味方と心を温めてくれる毛布