bloom with grace

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 ︎︎




『はぁ、』




もう何度目かも分からないほどの溜息にうんざりもしてくるが今は緊張でまっすぐ立っているのもやっとだ





〈もうそろそろです。準備お願いします〉


と言うスタッフさんの声に聞き身だしなみは大丈夫か、どこか変な所はないか確認しながら私の夢への入り口であろうトンネルを見つめる。





〈どうぞ〉



そう言われ1歩、また1歩と歩みを進める





暗いトンネルを抜けると眩しいくらいの輝きを放った、これから一緒に同じ夢へと突き進んでいくであろう練習生たちが目に入ってきた。





こんなに沢山の人達と、、




一際目立つ1位の椅子にはPENTAGONのフイさんが座っていた。
私が1番最後なのかな、？と空いている席はあるのか周りを見回すとよく見知った人物が視界に入ってきた。




何年か前に日本人yg練習生として一緒に練習していた記憶がある。懐かしいなあと思っているとケイタくんと目が合った気がした。





後で話せるといいなあ。なんて考えながら先程見つけた空いていた席へ近づく。

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