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休みだったこともあり、
1日中ゴロゴロ過ごし、気づけばあたりは真っ暗で。
テレビ番組も夜のバラエティー番組になっていた。
1日何してたんだろう？と自分でも分からなくなるほど空っぽな無駄一日だった。
お風呂に浸かりながら、キャンドルに火を灯す。
ゆらゆらと動く灯りを眺めていたら、そこでも昨日のワンシーンが何度もリプレイされて、
逆上せてしまうくらいだった。
お風呂の温度、それとも自分が熱くなってるのかなんて分からなかったけれど、
いつもの自分ではないのは脳が機能していない自分でもよく分かった。
火照った身体を冷蔵庫で冷えたペットボトルを顔に当てれば、さーっと熱が奪われて心地良い。
時たまペットボトルに入ったミネラルウォーターを飲みながら、スマホを手に取る。
ちょうどその時ピロンと通知が鳴った。
北斗。
その文字を見ただけで胸がキュッてなった。
昨日のことを思い出しちゃうから。
＜今電話してもいい？＞
早速連絡が来て驚いてるのに電話って。
今日は本当に頭が働いてなくて大丈夫だろうか？と不安になったけれど、それ以上にほくとこんなにも繋がっていられることに刹那の幸せを感じた。
＜いいよ。＞
そう返せばすぐに着信画面に変わった。
「……もしもし？」
『あ、さく？大丈夫だった？』
昨日も聞いた声のはずなのに、ドキドキしてしまう。
しかも、耳元から聞こえるほくの声は甘くて。
ボソッて話すけれど、低くて艶があって魅力的だ。
そんな声に聞き惚れてぼーっとしてたら
『もしもし？あれ、もしかして聞こえてない？』
と向こうで慌てふためくから、
「ごめんごめん！
今日ね、頭が全然働いてくれなくてぼーっとしてた。」
もちろん、聞き惚れてました
なんて恥ずかしくて言えないから、頭が働かないせいにして誤魔化した。
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もっちもちさくら(プロフ) - 優希さん» コメントありがとうございます！模索していた作品ですが楽しんでいただけて幸せです😭まだ色々と書きたいこともあるので、是非とも番外編を楽しみにしていただければと思います！！ (2022年7月21日 17時) (
レス) id: 4baa1664b1 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - 完結おめでとうございます！好きな作品だったので終わってしまうのが凄く寂しいです😢また番外編等でお会いできたら嬉しいです🥺 (2022年7月21日 17時) (レス) @page50 id: e49244e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっちもちさくら | 作成日時：2021年10月9日 11時
