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気づけば、窓から朝日が差し込んでいて
いつも通り、ベッドで目が覚めた。
何もかもいつもと変わらない、日常そのものだった。
ただ、服装が昨日出かけた時のままだった。
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昨日ほくと飲んで、、、と記憶を辿れば
お店で調子に乗って飲みすぎて、、、
フラフラになった私を家まで送って、、
そのまま何故かほくを家に招き入れた、、、
……そして泣きじゃくった。
それは人様に見せられるものでは無いほどの醜態を晒してたことに気づいて、
体が沸騰したかのように熱くなる。
正直、ほくと顔を合わせるのも恥ずかしいレベルだ。
いや、むしろ向こうがこんな女やばいと思って、切ってくるかもしれない。
それはそれでいいんだけれど。
とりあえず謝らなきゃとスマホでアプリを開けば、そこにはほくからのメッセージが届いていた。
<二日酔いなってない?
家の鍵は閉めてからポストに入れて置いたから。>
何から何までほくに任せて感謝しかない。
それと同時に、彼に何させてんだよ自分
って呆れてしまった。
<本当に昨日はすみませんでした。
醜態を晒してしまいました。考えて飲むようにします。>
謝罪のメッセージを送ってから、キッチンへ向かい、冷蔵庫に入っていたミネラルウォーターを口に含んだ。
ぼーっとしていれば、昨日のほくに包まれた感覚が蘇ってきてしまう。
久しぶりに触れた温もり。
その温かさが忘れられなくて、
それと対照的に無機質な部屋に私1人で。
1度温かさを知ってしまったら離れられなくなる。
分かっているからこそ、今のうちに離れるべきなのかもしれない。
そんなことを考えながらテレビをつければ朝のニュースの内容なんてなにも入ってこなかった。
その中ピロン、とスマホがなり画面をタップすれば、
ほくからのメッセージで。
<あんなに酔うなんて思ってなかった。笑>
<頻繁に会えるかは分からないけれど、電話だけでもいいから、話そう。>
……もっと離れられなくなった。
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もっちもちさくら(プロフ) - 優希さん» コメントありがとうございます!模索していた作品ですが楽しんでいただけて幸せです😭まだ色々と書きたいこともあるので、是非とも番外編を楽しみにしていただければと思います!! (2022年7月21日 17時) (レス) id: 4baa1664b1 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - 完結おめでとうございます!好きな作品だったので終わってしまうのが凄く寂しいです😢また番外編等でお会いできたら嬉しいです🥺 (2022年7月21日 17時) (レス) @page50 id: e49244e76b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もっちもちさくら | 作成日時:2021年10月9日 11時