十六匹 ページ17
うらたんが炊いてあったご飯を持ってきてシメの雑炊にすることにした。ご飯を結構入れて少し火を大きくして一煮立ちさせたら雑炊が完成した。器によそってる時にそらるの尻尾が俺の尻尾に絡んできて少しうざい。なんなの、ユニットで揃って寂しがりですか。
蓮華で雑炊を掬って口に含むともつ鍋の出汁がじゅわりと染み出してきて美味しい。
やっぱ、鍋はシメがないと物足りないよね。
お腹いっぱいになってふわりふわりと眠気が誘ってきて椅子に座りながら寝そうになる。いつも以上に歩いて動いたから疲れたのかな?寝落ちしてしまう前にお風呂に入ろうと浴室に向かうと丁度入ろうとしてるうらたんがいた。俺より背が低いのに筋肉が程よく付いていてカッコいい身体が羨ましい。
う「Aじゃん、一緒に入る?w」
じーっと見てたのがバレたのかニヤニヤと見透かしたように言ってくるうらたんに少しイラってしたけどそのまま一緒に入る。脱いでる間も白いだとか細いだとか茶々を入れてきたから小さいのにと仕返しをしておいた。それでも負けてる事には変わりないからやっぱり悔しい。
浴槽入りながらムスッとしていたみたいでうらたんにわしゃわしゃと撫でられた。
う「そんなに悩まなくてもちゃんと虎みたいだから大丈夫だよー。」
ちゃんと虎みたいって虎なのにと思っても肯定された事が嬉しくて顔がにやけた。
151人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なゆ(プロフ) - そうですね! (2018年3月10日 17時) (レス) id: 12c3b12760 (このIDを非表示/違反報告)
黒弧(プロフ) - なゆさん» 行きます!ダメ元で応募したら当たっ!親にも許可をもらえて、家族でいきます!私は1日目なのですが、お互い楽しみましょう!応援ありがとうございます!!! (2018年3月10日 16時) (レス) id: 5fea6ecb5c (このIDを非表示/違反報告)
なゆ(プロフ) - ひきライ行くんですか!?私も、二日目参戦します!面白いです!更新頑張ってください。 (2018年3月10日 16時) (レス) id: 12c3b12760 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒弧 x他1人 | 作成日時:2017年9月7日 23時