十一匹 ページ12
ふらふらと歩いているとゲームセンターが見えて遊ぶ事にした。色々物色しているとあの骨がついた肉の柔らかいクッションが目に着いた。
ウォル「これが欲しいの?」
『俺の抱き枕にしたいなーって。』
寝てる時に何かを抱きしめる癖があるからクッションとかちょうどいいんだよね。考えてる間にウォル君が取ろうとお金を入れてた。柔らかくて重たいせいか持ち上げても落ちてしまうクッションにやきもきしながら挑戦してるとついにアームが上手く引っかかりクッションが落ちずに取れた。店員さんも途中から応援してくれてたから拍手してくれた。
『いくらかかったー?払うよ。』
ウォル「いや、プレゼントする気で居たから大丈夫だよ。」
『いや、結構かかったでしょ。』
ウォル「じゃ、今日の記念として貰ってよ
なかなか会えないんだし。」
強引に押して来るウォル君に驚きがながら俺も負けじと言い返す。
『じゃあ、俺もなんかあげたい。何がいい?』
乗り気のしないウォル君を引っ張ってどれにするか決めているとウォル君がやっと決めた。
ウォル「じゃあ、これがいいなー。」
指差した先には50cmぐらいの大きな虎のぬいぐるみがあった。挑戦してると以外と簡単で1000ぐらいで取れた。
ウォル君に渡すと嬉しそうに抱きしめてた。
『そんなに欲しかったの?』
ウォル「だってAがとってくれたからね。そりゃあ嬉しいよ。」
えへへと効果音が付きそうなぐらいの笑顔で言われて恥ずかしくない人はいないと思う。
ウォル「それにAの虎だからね。」
ボンっと赤くなる顔を誤魔化しながら違う事に誘導する。
『お、お腹空いたから、なんか食べに行こう?』
ウォル「いいよー、何食べる?」
『ラーメンとかいいなー。』
ウォル「じゃあ、ラーメンにしようか。」
火照ってる顔を必死に隠しながらラーメン屋さんに向かった。
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なゆ(プロフ) - そうですね! (2018年3月10日 17時) (レス) id: 12c3b12760 (このIDを非表示/違反報告)
黒弧(プロフ) - なゆさん» 行きます!ダメ元で応募したら当たっ!親にも許可をもらえて、家族でいきます!私は1日目なのですが、お互い楽しみましょう!応援ありがとうございます!!! (2018年3月10日 16時) (レス) id: 5fea6ecb5c (このIDを非表示/違反報告)
なゆ(プロフ) - ひきライ行くんですか!?私も、二日目参戦します!面白いです!更新頑張ってください。 (2018年3月10日 16時) (レス) id: 12c3b12760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒弧 x他1人 | 作成日時:2017年9月7日 23時