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慧side
宏太>おーい!昼飯出来たよ〜!
そろそろちょっと休憩しようかなと思ったタイミングで、そんな声が聞こえた。
裕翔>はーい!やま、お昼出来たって。行こう?
涼介>うん。楽しみ〜。
裕翔>楽しみだね〜。
シャワーで海水を流して、あらかじめ持ってきていた
洋服に着替える。
大貴>風が気持ちいい〜。
侑李>お腹空いたな〜。
疲れたなぁなんて思ってたけど、満足そうに微笑みを
浮かべながら海の家に向かって歩くみんなを見ると、
不思議なことに自分も口角が上がる。
雄也>口に合うかわかんないけど、食べてみて。
>いただきまーす!
みんなお腹が空いてたみたいで、焼きそばを啜る勢い
が凄い。まるで男子高校生の昼休みみたいな光景。
慧>美味い、めっちゃ好きな味だわ。
涼介>雄也さんのご飯食べたの初めてだけど、すごく
美味しいです。ね、ひかさん!
光>うん、美味しいよ!
雄也>ほんと?あ〜、ホッとした〜。
宏太>涼介、今日楽しい?
涼介>すごく楽しいです!来てよかったです。
大貴>よかった〜。でも無理は禁物だから、帰ったら
ゆっくり休もうね。
涼介>は〜い。
涼ちゃんも楽しめてるみたいでよかった。昨日の夜、
薮さんがすごく心配してたから。
・
夜、寝る前にお水でも飲もうとダイニングに降りたら
難しそうな顔をしてた薮さん。
慧>涼ちゃんのこと?
宏太>うん。無理してるわけじゃないだろうけどね、
何かあったら苦しくなっちゃうのは涼介だからさ。
楽しいことが、楽しいだけで終わるわけじゃないこと
もある。そう考えると、薮さんが悩むのも理解できた。
慧>…でも、俺たちがいる。涼ちゃんの心を「楽しい」で満たす手助けができる人は、ここにたくさんいるよ?もちろん、必ずしも苦しいことが起こらなくなるわけ
じゃないのは事実だよ。だけど少なくとも、「楽しい」の割合を増やしてあげることは出来るんじゃないかな?
率直な考えを伝えると、薮さんの表情が少し柔らかく
なった気がした。
宏太>…そうだな。ありがとう。
慧>どういたしまして。おやすみなさい。
宏太>おやすみなさい。
・
さて、午後からは何をしようかな。
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aki(プロフ) - SnowJUMPさん» 感想ありがとうございます…!気に入っていただけて何よりです☺️ (2022年12月25日 21時) (レス) id: e4cdeb2297 (このIDを非表示/違反報告)
SnowJUMP(プロフ) - 書いてくださりありがとうございました!めちゃくちゃ良かったです! (2022年12月25日 17時) (レス) id: b39df022db (このIDを非表示/違反報告)
aki(プロフ) - ちくわ。さん» お返事、順番前後してしまいすみません!先日、リクエストいただいたお話を続編で更新いたしました! (2022年12月25日 12時) (レス) id: e4cdeb2297 (このIDを非表示/違反報告)
aki(プロフ) - ぎょうさん» お返事遅くなりすみません…!先日、リクエストいただいたお話を続編で更新いたしました! (2022年12月25日 12時) (レス) id: e4cdeb2297 (このIDを非表示/違反報告)
aki(プロフ) - SnowJUMPさん» お返事遅くなりすみません…!先日リクエストいただいたお話を続編で更新いたしました! (2022年12月25日 12時) (レス) id: e4cdeb2297 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aki | 作成日時:2022年4月30日 22時