JUMP's TREE

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雄也side

雄也＞出発するよ〜。

今日は全員参加の交流会。涼ちゃんたっての希望で、
海に行くことになった。俺が海の家をやってるから、
どうせならとみんなを連れて行くことにした。

慧＞海なんて久々だなぁ〜。

伊野尾くんの言葉に、俺みたいに海が大好きな人じゃ
ないと大人になってから行くことは少ないのかなぁ、
なんて思った。

雄也＞じゃあ今日は、俺が楽しみ方レクチャーするよ。

涼介＞やった〜！

宏太＞涼介、珍しくサングラスかけてるね。

涼介＞太陽が眩しいと目が痛くなっちゃうんです。

光＞なるほどね。海の水にも反射したりするもんな。

そうこうしてる内にどんどん目の前が開けてきて、海
が見えてくる。

光＞おぉ〜、綺麗〜！キラキラしてる！

裕翔＞素敵な景色ですね！

雄也＞でしょ〜？まぁ、俺のものではないんだけど。

大貴＞こんな景色を見ながら仕事ができるっていいね。

雄也＞うん、楽しいよ〜。

近くまで行って、みんなを降ろしてから別の場所に車
を停めてみんなの所に戻る。

裕翔＞あははっ、た〜のし〜！

涼介＞裕翔くん、気が早いよ…！

慧＞いいじゃん、楽しもうぜ！

普段はどちらかといえば冷静な人たちも、テンション
が上がって楽しそうに海を満喫してる。

大貴＞涼ちゃん、こっちなら浅いよ。

涼介＞ほんとですか？…お、冷たっ！

大貴＞あははっ。でも怖くないでしょ？

涼介＞うん、楽しい…！

涼ちゃんも浮き輪を使って入れたみたい。楽しそうに
してくれてて安心。

光＞みんな楽しそう、よかった。

宏太＞そうだな〜。今まで外で交流会って考えたこと
もなかったけど、意外と良いのかも。

年長組の二人は、少し離れた砂浜からみんなの様子を
眺めて寛いでる。

雄也＞お二人さん、どうぞ。

宏太＞いいの？ありがとう〜。

光＞ありがと〜。入るの苦手だけど、案外見てるだけ
でも楽しいね。

雄也＞それは良かった。みんなの分の飲み物も取って
くるね。

宏太＞はーい。

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