JUMP's TREE

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涼介side

慧＞じゃあ、お願いします。何かあったら俺らも対応
するから。おやすみなさい。

涼介＞はーい。おやすみなさい。

裕翔＞おやすみなさい。

なんとか寝られてはいるけど、息遣いも荒くて辛そう
なちぃ。大丈夫かな。

涼介＞…ふわぁ…。

しばらく隣で様子を見てたけど、眠たくなってきた。
ちぃが寝てる方を向いて、いつでも降りられるように
してベッドに入った。

…けほ、けほっ…。

涼介＞…ん…。…ちぃ？大丈夫？

いつの間にか、寝てしまってたみたい。聞き慣れない
音に目を覚ますと、布団から起き上がって苦しそうに
咳き込む姿が見えた。

涼介＞…大丈夫？

隣に行って背中をさすろうとすると、力の入ってない
腕で俺の身体を遠ざけようとする。

侑李＞…げほげほっ…う、つるっ…けほっ、…から…。

涼介＞…ん、ちょっと待ってて。お水持ってくるね。

一階に降りてお水を取りに行ったついでに、マスクを
つけてから急いで部屋に戻った。

涼介＞ただいま。マスクつけてるからね。

伸びてくる手をおろして、背中をさすってあげた。

侑李＞…ふぅ…。

涼介＞落ち着いた？はい、お水。ゆっくりね。

侑李＞…うん、ありがとう、

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