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JM「これからセフンくんの会社には君の部下のジョンイニに担当して貰う。Aちゃんはミンソギが新しく契約した会社と取引してほしい。あ、部署はそのままだから安心してね。」



「…はい。わかりました。」



頭の中が真っ白になる。



もしセフニの会社にこの噂が広がったらセフニの信用が失われるかも知れない。



…どうしよう、私のせいだ。



部長は優しいから私の気持ちを察して、上にバレないように取引先を替えてくれたんだ。



それも、昇格っていう形で。



嬉しいことのはずなのに、全然嬉しくないどころか気分は最悪だ。



「…部長、ありがとうございます。」



JM「ううん。…まだセフニとの関係に気付いてる人は少ないだろうから、これからは気をつけてね。…あ!でも嬉しい報告なら大声で言って!!」



そう言ってニコニコと会議室を後にした。



嬉しい報告?



…部長、結婚のこと言ってます?



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部長に手渡された新規の取引先の会社についての資料に目を通す。



「はぁ〜〜〜……。」



MS「どうしたんだよ、そんなデカいため息吐いて。」



「み、ミンソク先輩!?」



目の前には大きな猫目で私を見つめるミンソク先輩。



MS「はは、そんなに驚く?…あ、それ俺が契約した新規じゃん。」



ひょいっと私が持っていた資料を取り上げるとまじまじと見つめて何か考えている。



「…あの、どうかしました?」



MS「これの取引Aが行くの?」



「はい、そうですけど…。」



ふぅん、ってジロっと私を見たあと、やっぱり何か考えてゆっくりと口を開いた。



MS「…ここの人、結構難しそうな人だったからちょっと心配になって。まあAなら大丈夫だろうけどさ!」



そう言って笑って見せた。



…でも、ミンソク先輩は言葉を濁したし、今のは作り笑い…だよね?



いくら鈍感な私でも、それは気付くよ。



「ありがとうございます、私頑張りますね。」



MS「…うん。何かあったら遠慮なく言って。また相談乗るからさ。」



曖昧なミンソク先輩にまた不安が募る。



…でも、今回もまたミンソク先輩のお世話になっちゃいそう。



毎回毎回、私が新規の出張先に行く度にお世話になってたらミンソク先輩も困っちゃうね。



でも、先輩は甘えたくなるような温かい心で優しく包んでくれるから、いつの間にかそうなっちゃうんだよね。



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りん(プロフ) - 年上の女性のいたいところ…セフン頑張って! (2019年12月9日 7時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nel_ | 作成日時:2019年11月12日 19時

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