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「お待たせ…、どうかな…？」
ひらひらとした可愛らしいスカートは私には似合わないから恥ずかしい。
チラッとセフニの方を見ると、はたまた真顔でじっとこちらを見つめている。
…え、やっぱり微妙ですよね、はい着替え直してきます…。
SE「…あっ、どこ行くの？Aー？」
「…着替え直してくる…。」
小さな声でそう呟くと、目を真ん丸にしてアタフタと私を止めたセフニ。
SE「なんでそうなるの！ごめん可愛すぎて固まってただけだから…！」
いかにも申し訳なさそうに私のワンピースをぎゅっと掴んで萎れている。
「えっ…、あ、ありがとう…。セフニも、かっこいい…。」
さっきから私の顔を覗き込んでくるセフニがとてつもなくかっこいいのは言うまでもない。
いつものスーツ姿もとってもかっこいいんだけど、今日はシンプルなのにオシャレで私の自信がなくなっちゃう。
というか元がいいから何を着ても様になるんだって！
…これじゃ、美人や可愛い人に目移りしちゃうよね。
「…セフニ、かっこよすぎて…心配。」
SE「…え？」
「私、綺麗じゃないし可愛げがあるわけでもないし…。かっこよくて魅力的なセフニに釣り合ってないから…、その…。」
…嫉妬とか独占欲とか、汚い感情も出てきちゃうけど、大好きだから私の本当の気持ちもちゃんと伝えたい。
SE「…ごめん、正直嬉しい。だって、ヤキモチ妬いてくれたんでしょ？」
ハニカミながら言葉にしてちゃんと伝えてくれた。
SE「…それに、Aは綺麗だし可愛い。僕の方が心配だよ。」
少し困った顔をして私の髪の毛をすくう。
そして私の大好きなセフニの香りにふわりと包まれて、温かい体温が伝わる。
SE「…本当に、大好き。離したくない。」
うるさく跳ねる私の心臓の音はきっとセフニに伝わっているだろうけど、私にもセフニの心臓の音が伝わってるんだよ。
ドキドキ、っていっぱいに脈打って、幸せすぎてお腹いっぱいだ。
「…私も大好き。」
噛み締めるように言って、顔を合わせて2人で笑った。
「そろそろ出ないと、遅刻しちゃうね。」
SE「そうだね。チャニョリヒョン今日は張り切ってるだろうな。」
「…ふふ、楽しみだなぁ。」
どちらかともなく手を繋いで、玄関を出るとお日様の光が温かく2人を包んだ。
今日はいい天気になりそうだ。
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りん(プロフ) - 年上の女性のいたいところ…セフン頑張って！ (2019年12月9日 7時) (
レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nel_ | 作成日時：2019年11月12日 19時
