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はたまた高級そうなイタリアンのお店で、庶民の私は縮こまっていた。



店内にはホコリひとつさえないし、スマートに決めるセフンさんはよく似合っているけど…。



SE「…そろそろ聞かせてくれませんか?」



「あ…、はい。」



そうだよね、こんなにも心配してくれてるんだし自分の気持ちを整理するためにも話した方がいいよね。



時間はかかるだろうけど、ちゃんとセフンさんなら受け止めて理解しようとしてくれるはず。



「ギョンスオッパ…、と私は血の繋がってない兄妹なんです。」



SE「…え、…そうだったんですか。」



事実を口にするのってこんなにも難しかったっけ。



思わず語尾が小さくなってる。



…セフンさん、目まん丸だしそんなに驚くこと?



「それで、実家は田舎の方にあるので二人暮しをしてたんです。経済的にもその方がいいかなって。でも、先日オッパの気持ちを聞いちゃって。」



私の事を妹として見たことなんて1度もない、なんて。



SE「…それは、ギョンスヒョンはAさんに恋愛感情があるって事ですか。」



「…そう、なるみたい。」



長い沈黙にいたたまれなくなる。



どこに目線を行かせたらいいんだろうとキョロキョロしていると、窓の外は雨がぽつぽつと降り出していた。



…今の私の心の中みたい。



SE「…それで、家を飛び出してきたってことですね。でも今日はどうするつもりだったんですか?僕の家に帰るつもりはなかったですよね。」



「あ、わかりました?実はさっきギョンスオッパが家出ちゃって。兄妹やめるって。」



そんな口先だけで兄妹やめれたら簡単なんだけどなぁ。



…そもそも、兄妹やめるって何よ。



SE「それって僕への宣戦布告ってことですか?だってもし本当に兄妹やめれるなら、Aさんのこと堂々と奪いにいけれるってことですよね。」



…僕への、宣戦布告?



…あ、あの時はオッパの事で頭がいっぱいになってたけれど。



確かに、セフンさんは言っていた。



『…僕の、好きな人です』って。



思い出したら急に身体が熱くなってきた。



嘘、こんなことある…?



返事もなにもしてないし、今目の前にいるセフンさんに想いを寄せられてるって考えるとくらくらするし。



神様、今まで恋愛経験なしの可哀想な女には、義兄とイケメンに言い寄られるイベントが同時発生なんて、レベルが高すぎるよ。



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りん(プロフ) - 年上の女性のいたいところ…セフン頑張って! (12月9日 7時) (レス) id: 1dd6c0734d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:nel_ | 作成日時:2019年11月12日 19時

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