【EXO】お得意さま #2 (ページ2)

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SA「え、ギョンスオッパが？」

お昼休憩の時にソアとお喋りをしていた。

「…うん。だから今はセフンさんの家に泊まらせてもらってる。」

SA「えーーー！？Aなかなかやるじゃない！まあ、ギョンスオッパの事はさ…昔からシスコンだったし？大丈夫だって！」

ソアは手作りのお弁当をつつきながら困った顔をした。

こういう時に元気づけてくれるのは本当に優しい。

「…私たち、仲直り出来るかな…、」

SA「まあ、ねえ…。ギョンスオッパもAと仲直りしたいって思ってるよ。…たぶん。」

喧嘩という訳ではないし、むしろ近すぎたことが原因で起こったことだ。

…でも、未だに信じられない、信じたくない自分がいる。

SA「というかさ！問題はセフンさんの方だよ！やることやったの！？」

「ばっ…！何言ってんのソア！」

SA「あはは～A顔真っ赤！」

真っ白な歯を輝かせながらソアは大笑いしている。

「というか、私たち付き合ってないし…。」

そうだ。

恋愛関係にない男女がひとつ屋根の下で過ごしているのはどうなんだ。

SA「Aはセフンさんのことどう思ってるの？」

今まで笑ってたソアが私にちゃんと向き合って問いかける。

「そ、れは…。」

SA「あーもう！いい加減認めるべきだよ！Aはセフンさんの事が好き！私が言うんだから間違いない！」

目を見開いてソアは大興奮で言った。

私、セフンさんのこと好きなのかな…？

「でも、チャニョルさんがセフンさんは好きな人がいるって言ってたよ。」

SA「それ絶対Aだから。」

あまりにもキッパリと言い切るから思わず笑ってしまう。

チャニョルさんが嘘をついているとは思えないし、好きな人がいるのは本当っぽい。

「…それより、ソアはどうなのよ？チャニョルさんと。」

SA「あ、話かえた。」

正直オッパのことがあって恋愛なんて考えてる暇はないけど、いきなりお家にお邪魔してしまうことになったから考えないわけにもいかないし。

SA「というかさあ。うちらもいい歳だし、好きとか好きじゃないとか中学生みたいな事してる場合じゃないって。」

ただでさえ婚期逃してんだから～って他人事みたいにソアは付け加えた。

…確かに、こんな探り合いをしているなんてバカバカしい。

SA「当たって砕けろっていうか？まあ遊びでもイケメンだしいいじゃん。」

もぐもぐとお弁当を食べながらソアは呑気に呟いた。

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