【番外編】無意識の守人 ページ24
Noside
無限列車の任務にて。
乗客全員が深い眠りにつき、ある少年が蒼華の無意識領域に侵入した。
「何だ、此処……。」
少年は絶句した。
無意識領域は一面灰色に覆われた殺風景な場所だった。
彼女の精神の核は綺麗な澄んだ蒼色をしていたが、それにはヒビが入っていた。
ここまではまだ良かったのだ。
次の瞬間、真っ直ぐな黒髪を腰まで伸ばした、赤い目の少女が目の前に立っていた。
「うわぁ!?」
少年は思わず腰を抜かした。
「此処は貴方みたいな部外者が入れるところじゃ無いよ。どうやって入ってきたの?」
ニコリとそう言った少女。
自分より幼いはずなのに、異様な威圧感を放つ少女に震えが止まらない少年。
「それを、言ったら君も部外者じゃないか…!」
絞り出した言葉は震えていた。
「うん。でも私は部外者であって部外者じゃないの。帰るなら今のうちだよ?
じゃないと、私、何するか分からないから。」
そう言った彼女の後ろには大きな赤い炎が上がっていた。
怖気付いた少年は逃げるように無意識領域を出た。
「火も、怖いけど綺麗ってお姉ちゃんは言ってくれるかなぁ。
・・・ううん。きっと言ってくれる。
私の目を綺麗って言ってくれたんだもん。
また、お姉ちゃんと話したいなぁ。」
無意識の領域で少女は一人呟いた。
「私は、ずっとお姉ちゃんを守るよ。」
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この少女の正体はいつか必ず明かします。
結構本編に関わってくるのでこの子のこと、覚えておいてくださいね。
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果鈴(プロフ) - 星猫さん» 鬼滅の刃、呪術廻戦、ハイキュー、約束のネバーランド、文豪ストレイドッグス、暗殺教室、ヒロアカです。暗殺教室とヒロアカは少し知ってる程度ですが……。 (2021年3月20日 8時) (レス) id: 71e0ecb3e1 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか? (2021年3月20日 7時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
果鈴(プロフ) - プスメラさん» プスメラさん初めまして。コメント、応援ありがとうございます。この小説のオチは決めていないので、今後アンケートという形でオチを決めたいと思っています。折角コメントして頂いたのにすみません。 (2021年3月3日 17時) (レス) id: 71e0ecb3e1 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 果鈴さん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願いします。続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月3日 17時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
果鈴(プロフ) - ましゅふわさん» ありがとうございます!頑張ります!一般入試…ですか。全力出し切りましょう!(偉そうにごめんなさい) (2021年3月2日 19時) (レス) id: 71e0ecb3e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:果鈴 | 作成日時:2021年2月25日 19時