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*拾伍 ページ17











「よ、っと、」




「ぶっすりいかせてもらうぜ…!」




「でかいからって、いばんなよ!」




「こっちこっち!」









「…なん、だ…コホッ、…あの童は…」




桜と共に何処からか現れた沢山の少年に驚くのも束の間、次々と怪物をバッタバッタと倒していった



全員片手には短刀、速いスピードで本当に子供なのか?と疑うぐらいだ(※見た目詐欺ですよ)



芥川と中原は空いた口が塞がらない、とはこの事だろう。
ポカーンと目を丸くし口が半開きになっていた



そこでハッとした中原が、徐に口角を上げた




「ガキと女に護られるなんてなァ…。俺等も舐められたもんだなァ!」









_"汚れつちまつた悲しみに"





「(異能力が効かなくても、…こんぐれェは出来んだろ!)」




異能力を発動した中原は、地面のコンクリートを砕き浮かせる



そこに待ってましたと言わんばかりに薬研が浮いたコンクリートに飛び乗り、それを上手く使い長身の槍の懐に突っ込んだ








「…柄まで通ったぞ!!」





中原のサポートがあり、それを薬研が見越した上での見事な連携プレーだ




その場面を見ていたAは面白さと嬉しさのあまり子供っぽく笑うと、目の前に迫っていた打刀を脇差で斬り倒した



その時にチラリと視界に映った芥川も、どうやら羅生門を上手く使い戦っている








一方、怪物が倒れていく光景に安心し油断したのか、今度は部下の2人に太刀が迫っていた_






「…五虎退!乱!」









『…あーあ、アイツら(時間遡行軍)が可哀想…』




「?!」





いつの間にか樋口の隣で凛と立っているAに、驚く彼女



Aは部下2人に迫っている怪物を見て一言、そう言葉を呟くと、怪我でふらつく樋口の肩をそっと支え、また口を開く









『うちの五虎退と乱、レベルMAXでカンスト済みの…』









_「ダメだよ、その手」




_「えいっ!」









『…極なんだよねぇ』




二振りの瞳がギラリと輝き、あっという間に時間遡行軍を斬った



ギンギラと瞳がまだ輝いている






乱は頬に付着した血を舌なめずりすると、獲物を狙う顔から一転、パッと花が咲いた様な笑顔になり、あるじー!褒めてねー!と大声を出した

それに続き五虎退も僕も撫でて欲しいです…!とふにゃりと笑った









『ふふ、もちろん』

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kaki氷 - 終わりか〜〜分かるわ〜急にネタ浮かばなくなるのとか、他作品に沼るのとか!天の恵み待ちby (2022年11月13日 16時) (レス) @page32 id: 3cc8562ddc (このIDを非表示/違反報告)
アスパラ - この作品めちゃくちゃ好きです!!何度も読んでて続きが気になりすぎてつらいんですが、まじでお願いします続編をお恵みください (2022年5月14日 22時) (レス) @page31 id: 3c601836b6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴの(プロフ) - 初コメ失礼します!!とても面白い作品で何度も読み返してしまいました!!終わりとなっているのは残念ですがもし創作意欲が出てきたら書いていただけると嬉しいです!ほかの作品の更新も頑張ってください!! (2020年1月30日 18時) (レス) id: a265b6fcb3 (このIDを非表示/違反報告)
ひにゃたこ - 更新されないのですか?! (2019年11月29日 18時) (レス) id: 2190e9e698 (このIDを非表示/違反報告)
ヱりス(プロフ) - これって終わりなんですか…?!他の作品なども忙しいと思いますが、この作品大好きなので更新希望です…!! (2019年6月15日 0時) (レス) id: c52b4f2b0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あか。 | 作成日時:2016年7月11日 22時

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