浮気彼女とアイドル【平野紫耀】 (ページ10)

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紫耀「ただいま〜」

彼が帰ってきたのは23時を過ぎた頃だった。

彼の仕事はハードで長いから

ご飯もロケ弁で済ませてくることが多い

「おかえり〜」

紫耀「眠いだろ遅くてごめんな？」

「んーん全然、お仕事お疲れさま」

紫耀「おーありがと
シュークリーム買ってきたんだけど一緒に食べん？」

「え！食べたい！」

紫耀「やったお茶いれよ」

こんな時間に甘いものを食べるなんて

結構な罪悪感を感じるが、

紫耀とのこの時間はとっても幸せだった

こーいう時間を毎日過ごせるなら

寂しさなんてないな、

紫耀「お風呂入ってくるから、待ってて？」

「うんまってる」

まってるつもりだったけど、

眠さが限界だった私は

そのまま眠りについてしまっていた

紫耀「あれ、寝てるじゃん、」

お風呂上がりの紫耀の声は、Aには聞こえるはずもなく

紫耀はAを抱っこしてベットまで運んで

そのまま眠りについた

･

･

目覚めると、隣には紫耀が寝てて、

あれ、私昨日、？

寝ちゃってたんだ、

ごめん紫耀、

紫耀の寝顔は綺麗で

本当にかっこよかった

「大好き、」

今日は紫耀の仕事は、9時からみたいなので

まだ寝かせてあげたい

起こさないように

リビングへと行き学校へ行く準備をする

メイクをすまし、髪の毛を緩く巻いて

紫耀につけられたのか、飛貴につけられたのか分からなくなっている、キスマークを隠す。

よし、

後は、紫耀に軽く朝ごはんを作っておく、と

紫耀「A、？」

「あれ、紫耀！起こしちゃった？」

紫耀「んーん、起こしてない、」

寝起きの紫耀の顔は

なんというか、いつもに増して、色気が増し増しだった

紫耀「A、」

私のAを呼びながら抱きついてくるこの男は

確信犯なのか、それともただ寝ぼけているだけなのか、

「私、そろそろ学校だからさ、」

紫耀「ん、俺送ってく」

「えいや大丈夫だよ！紫耀にも休んでてほしいし」

紫耀「だめまた変な男に捕まったら困るから」

｢ん、｣

もー紫耀しか見てないし、紫耀じゃないと満足できないよ、

と、心の中で思いつつ、紫耀にキスされるがまま

身を任せる

紫耀｢帰りは迎えいけないからさ、これでタクシー呼んでかえって？｣

と言って、お金を渡される

｢いや流石に｣

受け取れないよ！といおうとしたが
強引な紫耀には勝てずに、従うことにした