超口が悪くてツンデレでモトキが好きなシルクの妹はみんなから愛されています。2【Fischer's】

つまりゲーマーってこと ページ5

私が2人に見せた物、それは


モ「3DS？」

ダ「なんだ結局ゲームするんじゃん」


そう、3DS。
どうでもいい情報だが、私の3DSは小学生の時に買ってもらったやつなのでRボタンとLボタンがイマイチ機能しなくなってきている。


『おう。お前ら持ってきてるよな？』

モ「一応は」

ダ「あたりめぇよ」

『なら話が早ぇ。お前らうるせぇからな、これで勝負に勝つごとに1つなんでも命令出来るっつールールでも作れば燃えるだろ』


私は考えた。このうるせぇ奴らをどうにか静かに出来ねぇかと。

その結果、ゲームに誘導してそれなりのルールを作ればこいつらは大人しくなる、皆楽しめる、私も落ち着いてゲームに集中出来る、という一石三鳥な構図を思いついたのだ。

私天才。


そしてそれは案の定こいつらをゲームに乗っからせるには十分だったようで。


モ「ふーん...なんでも命令していいんだ」

ダ「ゲームで俺に勝つとか100年早ぇから」


一気にやる気になったらしく、電源を入れる2人。


『ちなみにカセットはこれ。2人とも、ある？』

ダ、モ「ある」

『OK』


カセットは当然...マリカー。

あ、ドリフトできっかな...。


『んじゃ、2人とも入れ』

モ「はーい」

ダ「おー」


こうしてマリカー大会が始まったのだった。




＊




ダ「It’s me マーリオ！ご飯よぉ〜」

モ「ちょっとダーマ！それ言いながらゴールしてくのやめてよ！w」

『マジかそれ実はピーチの台詞だったのか』


絶賛、マリカー中。

ワンカップ4ステージからなるこのゲーム。ちょうど今3ステージ目が終わったところである。


ダ「今3人同率1位か...次ぜってぇ1位でゴールしてやる」

モ「これは負けらんないな〜」

『Lボタンあんま機能しねぇからアイテムXボタンでキープし続けんのキツい』

ダ「言い訳ですかぁ〜？」

『しばくぞ』


ダーマのうぜぇ煽りに本気で脇腹どつこうかと思った。

まぁしかし、実際Yボタン押しっぱで前進しつつXボタンでアイテム使用...右手がしんどい。その分2人より不利だ。

同じ条件でやらせれば良かった。


『よし、最終ステージ...あーレインボーロード嫌いだわ...』

モ「俺得意〜」

ダ「Aの死亡確定ー」

『うっせ』


いくら短時間で思いついたとはいえ、勝負は勝負。負ける気などはさらさらない。


『負けねぇ...』


本気、見せてやる。




ーーー
ただのゲーム回ですね。

マリカーの説明とか要らな((


これ何が目的なんだっけ...。

嘘をつくことの苦しさ→←私のために争わないで(棒)

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