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N「はぁーーー。なんか眠くなってきたな。お前、どうする？泊まる？帰る？」
はっ？
急になに言い出すのこの人。
何か話があるから、ここに連れてきたんじゃないの？
『えーっと…話があったんじゃなかったんですか？』
N 「うん、今したじゃん」
『えっ？今の話だけですか？』
N「そうだけど？」
なにその、何か問題でも？みたいな顔。
『別に…あの場でしてもよかった話じゃないですか…』
N「好きな女が他の男に告白されてるのに、そのままにしとくわけないじゃん。あなたを連れ出すための口実」
………好きな女？？？
………私を連れ出すための口実？？
『……なに、何を言ってるんですか…好きな女っ、だれ、のこと…？』
N「あれ？俺、言わなかったっけ？」
『な、に、…を…』
N「俺には好きでもない女と飯行く暇もキスする趣味もないですけど？あれ？伝わってない？Aさんってそんな鈍感だった？」
.
食事の帰り…
駅でのキスが頭の中で蘇る。
ブワッと、一瞬で体の体温が上がるのが分かった。
それは二宮さんにも伝わった様で…
いつか見た揶揄う様な顔で笑って、言った。
N「キス……思い出しちゃった？」
『いえっ！思い出してません！！』
嘘。
思い出したけど…
そこを悟られるのはなんか癪に触る。
『それに…揶揄わないで下さい。二宮さんが私を好きだなんて…信じられません』
N「なんでそう思うのよ」
一度立ち上がった二宮さんは、ぐーっと背伸びをして。
今度は私の隣に座った。
だから……
近いのよ、この人。
パーソナルスペースはどうなってるの。
『ここ最近…』
N「ここ最近？」
『素っ気なかったし…』
N「素っ気なかったし？」
『目も合わせてくれなかった…』
何言ってんの…私。
これじゃ、寂しかったみたいじゃん。
冷たい彼氏に拗ねてる彼女みたいじゃん。
.
クククッと口元を手で隠して笑う二宮さん。
もう、絶対揶揄われてるじゃん。
なんでこんなこと言っちゃったの…
恥ずかしいやら情けないやらで顔を上げられなくて、俯いたままの私。
フワッと優しく髪を撫でられ耳にかけられた。
その手は温かくて、そのまま私の頬に添えられて…
反対の腕はいつのまにか肩に回されていて、向き合う様な形になる私と二宮さん。
目が合うと、優しく笑ってくれる。
N「寂しかったんだ？」
『ちがっ…………』
N「ん？」
違わない…
寂しかったんだ、私。
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グクとともに(プロフ) - 今更ながらなんですが感想を、主人公のうじうじがすんごいムカムカしながら見てます笑あとニノと飲みに行こって言うやつもなんでメッセージが来てないから大野さんと帰るって選択肢になったのかも分からずで自分からメール入れろよ！と、思いながら楽しく読んでます (9月5日 12時) (
レス) @page22 id: 53881abcf1 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - りーちゃんさん» コメントありがとうございます(´∀｀*)誰と結ばれるのか…是非とも楽しみに続きを待っていて下さい！もう決められなさ過ぎて、アンケート取りたいくらいです(^^;) (2017年12月12日 17時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - keiさん» いつもありがとうございます！誰にしよーって、書いては消しての繰り返しです(^^;)それだけみんなが素敵過ぎて…(//∇//)続き、早めにアップしますので！！待っていてください(≧∀≦) (2017年12月12日 17時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
りーちゃん(プロフ) - 大野さんと結ばれてほしい……とはいかないかなぁー……あぁー大野さんの悲しむ顔ダメだ想像しただけて胸が苦しい……誰と結ばれるのか気になる！続きみたい……でも、見れない……見たい……ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ (2017年12月12日 1時) (レス) id: 49b8cae516 (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - ますます楽しみになりました！ホントに誰？智くんにまさかの告白済とは(^_^;)ホントに楽しいですね〜(//∇//)うらやましい限り。続き待ってます！ (2017年12月10日 14時) (レス) id: 6133f4f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haruno*
| 作成日時：2017年9月13日 5時
