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かずと付き合い始めて、初めてのクリスマス。
イブが相葉くんの誕生日でもあるから、毎年３人でお祝いしてた。
でも、今年は相葉くんも彼女が出来たし…
もしかして初めてかずと２人だけのクリスマスかも、なんて思っていたんだけどね。
『えっ？別れた？』
N「らしいよ」
ある日の放課後、相葉くんと彼女が別れたってかずが言った。
『なんで…？』
だって、文化祭とか体育祭とか、本当に仲良さそうにしてたのに。
相葉くん、あんなに大好きだって言ってたのに。
N「なんか、メールとか電話とかあんまくれないし。会える日も少ないしって」
『はっ？だってそれは、彼女が今年受験だから邪魔したくないって。全部、彼女のためにって、相葉くん我慢してたのに』
思わず、かずに向かって大きな声が出た。
N「俺にキレんなよ(笑)」
『ごめ…。だって…』
なんか泣きそう。
彼女と付き合い始めてから、相葉くんはいつも嬉しそうに彼女とのことを話してくれて。
「いつも一緒にいれるニノとAが羨ましい」って。
あんなに大事にしてたのに…
N「もぉーーー」
泣きそうになっている私に気付いたかずは、私の体を引き寄せて「お前が泣いてどうすんだよ」って、抱き締めて頭を撫でてくれた。
付き合い始めて４ヶ月くらい経っても、相変わらずかずは優しい。
分かりやすく、私に好きを伝えてくれるし。
私もそれに答えるように好きを返す。
夏以降、派手に遊んでいるさとちゃんのことが気にならないって言ったら嘘になる。
時々、一晩中明かりの付かない隣のさとちゃんの部屋を見ては溜息をついている。
もしかして、私がかずの家から帰らない日…さとちゃんもこんな気持ちだった？なんて、ありえないことを考えてみたりすることもある。
１週間のうち、日曜日だけは部屋からさとちゃんの気配を感じる。
そして月曜日の朝、必ず家の前でさとちゃんが私を待っていてくれて…それが、なんかすごく嬉しい。
他愛もない話をしながら２人で登校するそんな朝…
菜穂と付き合う前の私たちに戻ったようなそんな錯覚に陥って。
でも時々感じる、さとちゃんからの拒絶に傷付いて。
またかずに甘える。
こんな自分は。
ホントに、サイテーな女だと思う…
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Haruno(プロフ) - keiさん» コメントありがとうございます！それぞれの恋する気持ちがどの様な結果を招くのか…最後までお付き合い下さいませ(´∀｀*) (2017年10月26日 21時) (
レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - しゅるるさん» コメントありがとうございます(^^)３人の色んな気持ちが絡まってしまった結果ですよね。。なかなか難しいですが、目指せハッピーエンド(´∀｀*)３人の恋模様にもう暫くお付き合い下さいませ(´・∀・｀) (2017年10月26日 21時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - こんにちは(*^-^*)あまりの切なさに心がぎゅっとなりました(>_<)和くんがつらくなってしまった気持ちも、今まで自分の気持ちを我慢してる智くんも。最終章が楽しみすぎます。三人を見守りつつ、展開に期待してます(*´ω｀*)いつもありがとうございます。 (2017年10月21日 16時) (レス) id: 6133f4f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
しゅるる(プロフ) - どこでボタンをかけ違えたのか。主人公ちゃんが和君を最愛として、サトちゃんに幼馴染みとして接することができるようになったことで、二人の溝が深まってしまったとは。皮肉な事ですよね。これからも三人を見守っていきます。キュンキュンをありがとう。 (2017年10月21日 8時) (レス) id: 6330166f95 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - keiさん» コメントありがとうございます(*´∀`)♪堕ちかけましたよね…危なかったです(°▽°)今回は回想の様な智の登場でしたが、一波乱ある予定の次回はもっと頑張ってもらう予定ですので！また是非、覗きに来てください(*´∀｀*) (2017年9月6日 21時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haruno*
| 作成日時：2017年7月15日 23時
