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sideかず
俺に手を引かれて、泣きながら謝るA。
分かってたじゃん。
こいつがどんだけ大野さんのことを想ってるか。
俺の方に向いていたはずの心を、大野さんがいとも簡単に奪っていくことなんて。
分かってたはずだろ。
菜穂と別れたことを聞いて、あそこまであからさまに動揺するAに。
なんかもう……
俺が声を発するまで、こいつは間違いなく俺の存在なんか忘れてたんだろうな。
お前はどんだけ俺のことを傷つければ気がすむわけ？
俺はこいつにどんだけ傷つけられたら気がすむわけ？
人気のないところまで連れて行って、泣いているAの涙を拭ってやって、優しく抱きしめた。
苛立ちが伝わらないように。
こいつが俺に罪悪感を持たないように。
N「なーんで、そんなに泣いてんのよ」
『だって…かず……ごめんなさい』
N「ふふ(笑)あんま泣くとブサイクになるぞ」
『……ひどい、そんなことないもん』
N「まぁ、俺は？ブサイクになったお前も好きだけどね」
茶化すように、そんなことを言うと…恥ずかしそうに笑って見せたA。
唇が触れるか触れないか位のキスをして、Aをまた抱き締めた。
N「ごめん。手、強く握り締めすぎたな…」
俺が握ってた方の手首が少し赤くなっていて、申し訳なくなる。
嫉妬して、力加減まで分かんなくなるなんて…最低だな。
『ううん、大丈夫』
そう言って、Aは両手を俺の背中に回して、ぎゅーっと抱きついてきた。
『かず、好き…』
N「ん、俺も好き」
『好き……』
N「…うん」
『離さないでね…ちゃんと捕まえてて…』
N「うん」
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Haruno(プロフ) - keiさん» コメントありがとうございます！それぞれの恋する気持ちがどの様な結果を招くのか…最後までお付き合い下さいませ(´∀｀*) (2017年10月26日 21時) (
レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - しゅるるさん» コメントありがとうございます(^^)３人の色んな気持ちが絡まってしまった結果ですよね。。なかなか難しいですが、目指せハッピーエンド(´∀｀*)３人の恋模様にもう暫くお付き合い下さいませ(´・∀・｀) (2017年10月26日 21時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
kei(プロフ) - こんにちは(*^-^*)あまりの切なさに心がぎゅっとなりました(>_<)和くんがつらくなってしまった気持ちも、今まで自分の気持ちを我慢してる智くんも。最終章が楽しみすぎます。三人を見守りつつ、展開に期待してます(*´ω｀*)いつもありがとうございます。 (2017年10月21日 16時) (レス) id: 6133f4f2c1 (このIDを非表示/違反報告)
しゅるる(プロフ) - どこでボタンをかけ違えたのか。主人公ちゃんが和君を最愛として、サトちゃんに幼馴染みとして接することができるようになったことで、二人の溝が深まってしまったとは。皮肉な事ですよね。これからも三人を見守っていきます。キュンキュンをありがとう。 (2017年10月21日 8時) (レス) id: 6330166f95 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - keiさん» コメントありがとうございます(*´∀`)♪堕ちかけましたよね…危なかったです(°▽°)今回は回想の様な智の登場でしたが、一波乱ある予定の次回はもっと頑張ってもらう予定ですので！また是非、覗きに来てください(*´∀｀*) (2017年9月6日 21時) (レス) id: cb4b34da9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haruno*
| 作成日時：2017年7月15日 23時
