鬼が十匹 ページ9
私が謝ると同時に銀時も
「しらねェェェ俺は何も悪くねーぞ」
「モタモタしないで早く呼び出して手当てしてやれェ手遅れになるぞ」
「ええ?!そっち?!」
優しいなこの式神の人たち!
「いいから急げェェ」
「頼む誰か出てくれェ」
急かされ、銀時がインターフォンを押しまくる
ガチャ
出た!!
「ハイ…式神ですけど」
「出たァァァァ!!式神ついに出たぞオイ!!」
「オイ今ヤベー事になってんだけどそっちの方がヤベー事になってるだろ!!今すぐ出てこい お母さんつれてでてこい」
「わかりやした」
「良かったァーこれで万事解決だな」
そう一同が安心していると式神が出てくる
「お待たせしたでござんす
式神外道丸ただいま参上つかまつりやした」
お母さんの遺影を持って
もっ…
喪に服してるぅぅぅぅぅぅ
「式神「外道丸」ただいま参上つかまりやした」
「オイぃぃぃぃ式神呼んだはいいけど一体どんなタイミングで呼び出してんだァァァ」
葬式?!葬式の最中に呼び出しちゃった?!というかあの遺影お母さん?!お母さんもしかして死んじゃったアレ?!
あの短時間で葬式まであげたの?!
「クリステル様から話はうかがってるでござんす。血の契約によりこれよりあっしは銀時様が僕お好きに使っておくんなせ」
「いや あのスイマセンものすごく使いづらいんですけど。心ココにあらずだもの 完全にお母さんのことひきずってるもの」
「おっかさんのことはどうか気に病まずに
…あっしは気にしてませんから」
「気に病まずにって何?!待って俺が悪いカンジになってんの?!」
「大丈夫でござんすたとえ親の仇であろうと主に従うが式神の務めでござんすから」
「人ぎきの悪いこと言わないで!!仇じゃないからね!俺何にもしてないからね!!」
「大丈夫でござんす
仕事とプライベートは分けるタイプでござんすから」
「いやそういう問題じゃねーだろよ!!」
「本当に大丈夫でござんすからさあ思う存分こき使っておくんなせ」
そういうが式神さんは小声で言った
「…おっかさん…今すぐあっしもいくからね」
「使えるかァァァ!!」
「え?何が気にくわないでござんすか」
気に食わないわけじゃないんだけど…
言い方に困っていると銀時がいう
「…いやってかやっぱりあの遺影なんか持ってたら使いづらい…なんか…」
「俺達も戦いづらいな いくら敵でも気ィつかうっていうか」
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斑鳩(プロフ) - ヘアリーさん» うはぁああんんめっちゃ楽しみに待ってます!ありがとうございます!! (2019年7月12日 18時) (レス) id: e4a4760cd6 (このIDを非表示/違反報告)
ヘアリー(プロフ) - 斑鳩さん» ありがとうございます!!ホウイチ編が終わったらからませようとおもいます! (2019年7月11日 17時) (レス) id: 94667822e6 (このIDを非表示/違反報告)
斑鳩(プロフ) - めっちゃ好きです、、(語彙力)虚との絡みが多いと嬉しいです!更新頑張ってください、応援してます! (2019年7月2日 11時) (レス) id: e4a4760cd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/
作成日時:2019年6月10日 23時