検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:18,663 hit

鬼が四匹 ページ3

そう諦めていると結野さんが口を開く



「ありがとうございます やっぱりおいしいですね ミロって」



「………」



結野さんがそうミロを褒めると銀時はだまり、そして



「ですよね〜!!ミロってやっぱ最高ですよね〜!!」



と手のひら返したようにミロを褒め始める



「すいません40年代モノのミロ用意してたんだけどアイツ間違っちゃったみたいで」



「40年代モノのミロって何だよ」



「完全に舞い上がってるアル」



神楽ちゃんが呆れたようにそういう



「ムリもないよ 結野アナは銀さんの憧れだもん」



そういうと新八君も同意してくれる



「そうそういっつも天気予報かじりつくように見てたんだから」



「どこでひろってきたか知らないけどどーするつもりアルか 天気予報当てるために天気でも変えてやるいうアルか
いくら万事屋でも無理アル」



そう神楽ちゃんが言うと私達の話を聞いていたであろう銀時がスクッと立ち上がる



「結野さん残念ながら私達はあなたのために天気をかえるなんてことは流石に出来ません
でもたった一つ私達にも出来ることがある
あなたのそのくもり顔それを晴らすことです」



そして銀時はシャンとブラインドを下げ



「社長すいません ブラインドないです」



…たいようだ



全くどれだけかっこつけてんだか



銀時の行動に呆れながらミロを一口飲む



「結野さんよかったら…私達に悩みを相談してみませんか きっともう一度あなたにあの笑顔取り戻して見せますよ」







「おかわりいいですか」



「はい!」



「私が行くネ」



「うんありがとう」



「社長すいません聞いてないです ミロですでに笑顔取り戻してます」



「……そのお気持ちだけで充分です
こんなにボロボロになっても応援してくれる方がいてくれた それがわかっただけで私は充分です」



目を閉じてそういった結野さんに少し切なくなる



「でも…このままだとお天気お姉さん止めさせられちゃうんじゃ…」



私がそう聞くと結野さんは諦めたように



「……もう諦めついてるんです 天気の読めないお天気アナなんて必要ないもの」



たしかにそうかもしれないけど…



なんとも言えない気持ちで結野さんをみつめると新八君が口を開く



「なんだって今迄読めていたものが急に読めなくなっちゃったんですか いや今迄占いで天気当ててた時点でスゴイんですけど…何かあったんじゃないですか?」

鬼が五匹→←鬼が三匹



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 松陽落ち , 原作沿い
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

斑鳩(プロフ) - ヘアリーさん» うはぁああんんめっちゃ楽しみに待ってます!ありがとうございます!! (2019年7月12日 18時) (レス) id: e4a4760cd6 (このIDを非表示/違反報告)
ヘアリー(プロフ) - 斑鳩さん» ありがとうございます!!ホウイチ編が終わったらからませようとおもいます! (2019年7月11日 17時) (レス) id: 94667822e6 (このIDを非表示/違反報告)
斑鳩(プロフ) - めっちゃ好きです、、(語彙力)虚との絡みが多いと嬉しいです!更新頑張ってください、応援してます! (2019年7月2日 11時) (レス) id: e4a4760cd6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/  
作成日時:2019年6月10日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。